Land-FXのスキャルピング&両建ての特徴やその他取引の禁止事項
Land-FX(ランドエフエックス)ではスキャルピング取引や両建て取引は基本は可能ですが、いくつか存在する注意点などは気になるところです。
結論を先に書くと取引に禁止はないのですが、過去に不正取引が乱発した(不正トレーダーが原因)ため、過度な取引内容には過敏になっている業者と言えます。
また現在MT4.MT5アプリがインストールできないので、今後の先行きは不透明なので、WEB版だけの取引となります。
ということで、尺度が分かりにくい業者には違いないので自由にスキャルピングや両建て取引を実践したいのであれば、下記2社がおすすめです。
TOPページには私自身が実際に取引をして出金まで実践した業者を紹介しているので、ただ調べただけのブロガーが書く記事より実体験に基づく内容を書いていることが分かると思います。
話は戻りますがLand-FXのこういった取引に関する禁止事項などを、メールでサポートに確認しながら色々と調べてみました。
最近は公式サイトもキレイなデザインにリニューアルして、利用者の視覚的にも分かりやすくなりました。
記事中にはステマ規制に伴い下記のように、バナー広告やテキストリンク広告やボタン広告が含まれています。あらかじめご了承ください。
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スキャルピングの特徴
Land-FXでは世界最高水準の国際的な銀行やリクイディティプロバイダーと流動性締結協定しているので、約定に関して常に低いレートで取引が出来る環境が整っています。
実際にスキャルピング取引が可能なのかをサポートに聞いて見ると
という回答をいただきました。
明確な答えをもらうのは難しいのですが、禁止事項に触れない通常のスキャルピング取引であれば、特に問題ないということですね。
ただし禁止事項の内容の詳細が確認できなかったので、やや眉唾な取引を考えているのであれば、直接サポートに内容を伝えて確認してみるといいでしょう。
また一回のポジションの最大lot数が30lot(300万通貨)までなので、大口トレーダーにはそこまで向いていない仕様と言えます。
また合計でも最大ポジションが100lotまでなので、CFDを含めたスキャルピングやEA(自動売買)を利用する取引にも注意が必要です。
最近ではスワップフリー口座が登場したので、ポジションを持ち越してもスワップ分、損益が減らない口座で取引も可能です。
ちなみにメルアドと電話番号だけで、身分証明書や居住証明書を提出しなくてもいいエクスプレス口座は、1か月だけ取引できます。
スキャルピング向け口座
Land-FXでは5種類の口座で取引可能ですが、コストパフォーマンスを考えるとECN口座でスキャルピング取引を行うといいでしょう。
ただし最低10万円の入金が必要となってきます。
LANDFX ECN口座のコストとストップレベル | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
銘柄名 | ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 | カナダドル円 |
スプレッド | 0.8pips | 1.0pips | 1.7pips | 1.2pips | 1.6pips | 2.5pips |
ストップレベル | 1.2pips | 3.0pips | 6.0pips | 6.0pips | 7.0pips | 7.0pips |
銘柄名 | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | NZD/USD | USD/CAD | USD/CHF |
スプレッド | 1.0pips | 1.4pips | 0.9pips | 1.5pips | 1.8pips | 0.9pips |
ストップレベル | 1.2pips | 1.7pips | 3.0pips | 5.0pips | 2.5pips | 2.0pips |
上記は往復取引手数料7ドルを+0.7pipsで加えたコストで表記していますが、コスパ的にはPrime口座やLIVE口座よりはるかに秀逸です。
下記ではLIVE口座までのコストを詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
参考記事
またLIVE口座はNDD STP方式を採用しているので、取引手数料こそ無料ですがNDD ECN方式採用のECN口座と比べると以下の点が劣ります。
- 約定はやや遅い
- 早朝時やクリスマスや正月など流動性が落ちる際にはリクオート(約定拒否)が発生しやすい
という難点があるので、時間帯を選ばずにスキャルピング取引を考えているトレーダーであればNDD ECN方式採用のECN口座を選ぶしか選択肢はありません。
ただしボーナスなどの特典も無いのがECN口座の特徴でもあるので、ボーナスを活かした大きな取引枚数でスキャルピング取引を考えているトレーダーであれば、LPボーナス口座で取引するといいでしょう。
参考記事
後は自動売買(EA)を利用したスキャルピング取引も問題なくできるので、下記両建ての際の注意点や禁止事項なども合わせてチェックしておいてください。
ストップレベルにも注意
ストップレベルとは注文後に利確や損切の設定を行う際に設定する指値や逆指値などの設定を行う際の最低ラインを指します。
例えばユーロ円を120.00銭で買いを入れて、損切を119.95銭で行う際にストップレベルが0.6pipsであれば119.94銭でないと設定できないと言う仕様になります。
利小損小の取引が一般的なスキャルピングトレーダーにとって、このストップレベルは意外に邪魔な盲点となるのです。
ストップレベルの確認方法は
パソコン版の取引ツールであるMT4かMT5のどちらかを立ち上げます。
立ち上がった画面左側に「気配値」ウィンドウが表示されるので、この中にある銘柄一覧からストップレベルを調べたい銘柄を右クリックします。
するといくつかの項目が表示されますが、その中にある「仕様」という項目をクリックします。
クリックすると選んだ銘柄の取引条件が出てくるので、そこに記載してある「ストップレベル」を確認して÷10で計算することが可能です。
両建て取引の特徴
Land-FXでは両建て取引は認められていますが、一つだけ条件が存在します。
要するにLIVE口座でポンド円売り、ECN口座でポンド円買いという取引は出来ないということですね。
またその他の海外FX業者の口座を開設して、Land-FXの口座と両建て取引を行うことも禁止されています。
複数口座を開設して、自動売買を行う際には意図せずに両建て取引が成立しても禁止にあたるので、EAトレーダーは要注意です。
もちろんLIVE口座を二つ開設して、それぞれに資金を入金して両建て取引を行うのも禁止行為となります。
ということは、新たにポジションを取る場合は両建て取引が成立している場合、最大限の枚数を保持してポジションを取ることは可能です。
ただし両建てポジションの注文数量が異なる場合はその注文数量の差の分必要証拠金が発生し、証拠金維持率も通常の取引同様に表示されます。
そしてこの場合にロスカットなどを受けた場合、両建てのポジションもロスカット対象となるので注意が必要です。
またLand-FXにはLPボーナス口座が復活した場合(現在は休憩)でボーナスを獲得することが出来ますが、ボーナスだけで両建て取引を行うことも可能です。
この場合も証拠金は0円となるので、あらたにポジションを取る場合はロスカットを意識してトレードするといいでしょう。
そしてLand-FXでは高金利通貨を取引することで大きなスワップを狙う事も可能ですが、両建て取引で証拠金を相殺してスワップだけを狙う手法もマイナススワップが大きいので通用しません。
参考記事
高金利通貨自体は魅力的なので、両建てではなく通常のスワップ狙いであれば上記記事を参考にして、気になる通貨でスワップトレーダーを目指してみてください。
取引禁止事項
Land-FXで禁止されている取引は以下になります。
- 両建て取引(同一口座内の両建ては可能)
- 接続遅延・レートエラーを利用した取引
- 裁定取引(アービトラージ)
- ボーナスを悪用する取引
- 利益が出た場合のみ出金や資金移動で利益確保し、損失はボーナスで補うというような行為を繰り返した場合
Land-FXは過去にボーナスを悪用したトレーダーが沢山いたのか、ボーナスに関する取引はかなりシビアな印象を受けます。
もちろん通常取引を行う人にとっては全く関係ないので、一般常識レベルの内容でトレードを行えば何も気にすることはありません。
以下の取引は禁止行為にあたるのかをサポートに確認してみました。
- ゼロカット方式を利用した多岐にわたる取引
- 週明けの窓開けを狙った大量発注の取引
- 取引インフラの弱点を利用して利益を獲得する取引方法
- 他業者間のレート表示差を利用した取引
サポートの回答
という答えですからグレーゾーンに該当するということですね。
ゼロカットを利用した取引とは、急激な値動きの際に口座がマイナスになっても追証を請求されることがなく、残高を0円にしてくれる制度です。
ということは値が大きく動きやすい月曜の週明けや経済指標を利用した、大きな枚数のトレードなどが対象となります。
例えばLIVE口座で週末金曜日にドル円の売りを仕込んで、ECN口座で買いを仕込むと週明けに大きく窓が空いた場合どちらかがゼロカットされますが、方向性があっていたポジションは確実に稼げます。
禁止行為に触れた場合は、該当取引の利益は無効となりますが元金は手続き後に出金することは可能だということです。
そしてペナルティとして口座が凍結してしまいその後一切取引出来なくなるので、くれぐれも禁止事項に触れないようにしておきましょう。
まとめ
以上がLand-FXのスキャルピング&両建ての特徴やその他取引の禁止事項でした。
要はグレーな取引であれば、審査対象に引っかかるのでやめたほうがいいと言う事です。
通常のスキャルピングや両建て取引であれば、特に問題はないということです。
おさらいをしておくと
- スキャルピング取引はECN口座一択で行うのがおすすめ
- 両建て取引は可能だが、あくまで同一の口座での取引が対象
- ボーナスを利用した悪用に対しては、かなり厳しく審査される
- 上記で上げた微妙な取引内容は審査対象になるので、利用を考えているのであれば直接サポートに確認すること
など。
ここに書いていないトレードを考えている人は、審査の対象になる可能性が高いのでサポートに直接確認してみてください。
特に自動売買を利用する人などは、細かい内容が多岐にあると思うので自分で確認するほうがより確実と言えるでしょう。
ちなみにここはコピートレードの利用は自社で出来ないので、両建て取引でも勝てないトレーダーは他人に資金を預けて増やしてもらうコピートレードを利用するのも一つの手段と言えます。
また裁量取引やスキャルピングの常勝トレーダーであれば、コピートレードしてもらう側に回って手数料を稼ぐことが出来る方法が海外では実践できます。
なのでこういった取引に興味があれば、下記記事を読んで始めてみてください。
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Posted by FXメイト
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