Tradeviewのスキャルピング&両建ての特徴やその他取引の禁止事項
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取引制限に関してほとんど無いと言えるTradeview(トレードビュー)では、スキャルピングも両建て取引も思う存分可能です。
ここではa-book業者の代表格であるTradeviewの取引に関する事項を色々と調べてみたので参考にしてください。
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スキャルピングの特徴
Tradeviewはa-book業者であるため、顧客の手数料で企業自体を運営しています。
となると取引回数が増えるスキャルピング取引というものは、禁止と言うより歓迎される取引にあたるのです。
b-book業者が多い海外FX業者の中で、b-book業者は取引禁止事項が多いのに対してa-book業者は禁止事項が少ない海外FX会社と思っておくといいでしょう。

口座の種類が多いTradeviewでは、コストやレバレッジを考えるとMT4のILC口座でスキャルピング取引を行うとよいでしょう。
その他の口座の詳細
下記では取引にかかる往復手数料5ドルを+0.5pipsで表記しています。
Tradeview ILC口座 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
銘柄名 | ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 | カナダドル円 |
コスト | 0.6pips | 1.0pips | 1.5pips | 1.0pips | 1.6pips | 1.6pips |
銘柄名 | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | NZD/USD | USD/CAD | USD/CHF |
コスト | 0.6pips | 1.1pips | 0.7pips | 1.1pips | 0.9pips | 0.9pips |
またTradeviewではストップレベルがないので、注文後に指値や逆指値を設定する際に、最低ラインと言う概念が存在しません。
例えば他社でドル円の買いを108.00銭で保持した場合、ストップレベルが5.0pipsあるとします。
その際に指値や逆指値の注文をするのにストップレベルが5.0pipsあることで、107.95銭か108.05銭でしか注文を執行出来なくなるのがストップレベルの値となります。

Tradeviewでは自動売買でのスキャルピングも可能です。
EAでのスキャル取引もストップレベルが存在すると、銘柄ごとに利確や損切の値を細かく設定しないといけないので、こういった煩わしさもありません。
両建ての特徴
Tradeviewでは両建て取引に関しても制限はありません。
と言う事は以下の取引も可能ということになるのです。
- MT4 スタンダード口座でドル円の買いを入れてILC口座でドル円の売りを入れる取引
- 同じくMT4 スタンダード口座でドル円の買いを入れて、他社の口座でドル円の売りを入れる取引
その他の海外FX業者では、AとBの口座があった場合A口座だけで両建て取引は可能だが、AとBで反対売買を入れる取引は禁止されている業者がほとんです。
ただし他社で別口座で両建てが禁止されている場合は、意味がないので他社での両建て取引の特徴もしっかり押さえておくといいでしょう。
同条件の海外FX会社はAxioryやExnessなどが他社同士で両建て取引は可能です。
このように異なる口座で両建てが禁止されている場合は、当然他社口座での両建て取引も禁止されているので、こういった制限がないのがTradeviewの両建て取引の特徴と言えます。
またスワップを狙った両建て取引も可能ですが、マイナススワップが大きいので取引自体は出来ても両建て取引によるリスク0で金利を稼ぐ手法は通用しません。
しかしスワップポイント自体はかなり魅力的な海外FX業者と言えるので、低金利の日本で取引をするぐらいなら下記記事でスワップポイントを狙うほうが効果的と言えます。
取引禁止事項
公式サイトのQ&Aは英語で表記されているので、取引に関する禁止事項などがよくわからないTradeviewのサポートに禁止事項があるのか聞いて見ました。
質問内容

サポートの回答

とあまりにも簡単な答えだったので、もう少し掘り下げた質問をぶつけてみました。

- 指標トレードを狙った明らかにハイリスク・ハイリターンを目的としたゼロカット狙いの大きな取引
- 窓開けのみを狙ったマーケットクローズ直前に大きな注文をする取引
- 取引インフラの弱点を利用し利益を稼ぐ取引方法
- 裁定取引(アービトラージ取引)
- 接続遅延・レートエラーを利用した取引
- 他業者間のレート表示差を利用した取引
サポートの回答

その他もリスク管理の観点からおすすめをしておりせん。
という回答をいただきましたので、接続遅延・レートエラーを狙った取引は控えるべきと言えるでしょう。
補足としてその他の取引を考えている人は、直接サポートに聞いて見るといいでしょう。
ちなみにゼロカットとは口座残高がマイナスになった際に、追証を要求せずに口座を0円にリセットしてくれる制度を指します。
ただしTradeviewのロスカットは証拠金が100%を下回った際に発動するので、経済指標や週明けの窓開けぐらいでしかゼロカットは発動しないと思っておくといいでしょう。
しかもTradeviewでは、あの衝撃のスイスフランショックの際にもゼロカットで口座を0にした実績もあるそうです。
経済指標や週明けの窓開けで口座がマイナスになってもゼロカットはありますか?
という質問をしてみたら以下の回答がサポートから返ってきました。

弊社ではバットティックに限らず、LP供給量が影響した損失にも対応ができるものに関しては補填をいたしており、スイスフランショックの際も補填しております。


いずれにしても優良企業の一つでもありますから、スキャル取引だけでなく一般トレーダーにとってもおすすめできる海外FX業者には違いありません。
しかし当然マイナスポイントはいくつか存在しますので、下記でその内容をチェックしてみるといいでしょう。
参考記事
まとめ
以上がTradeviewのスキャルピング&両建ての特徴やその他取引の禁止事項でした。
おさらいをしておくと
- スキャルピングに関して全く制限はなく、むしろ歓迎される取引
- 両建て取引も異なる口座でも他社と併用しても可能
- 両建て取引でリスクなくスワップを稼げる銘柄はない
- 接続遅延・レートエラーを利用した取引は敬遠すべき
という調査結果に終わりました。
サーバーに負担がかかるスキャルピングはOKでしたが、接続遅延・レートエラーを利用した取引はややNGだったので少し矛盾がありますが、それでも他社と比べると取引制限が少ない海外FX会社と言えます。
ここよりもさらに取引制限が無いのがAxioryですから、興味がありましたらコスパとともに比べてみてください。
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Posted by Webメイト
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