HFM(HotForex)のスキャルピング&両建ての特徴やその他取引の禁止事項
HFM(HotForex)ではスキャルピングや両建て取引などは可能ですが、どのような特徴や制限などがあるのか気になるところです。
特典を利用した取引はお得なのか損なのか、またその他の取引の際の禁止事項などを色々と調べて見たので参考にしてみてください。
結論を先に書いておくとここは注文方式が全口座成り行き注文(旧STP)方式なので、約定力は他社と比べて弱めということになります。
要するにスキャルピングには不向きだが、同一口座での両建て取引なら可能ということを知っておくといいでしょう。

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スキャルピングの特徴
HFM(HotForex)ではスキャルピング取引は可能かどうか、公式サイトに記載がなかったので、サポートに聞いて見ました。
質問内容
- スキャルピングは可能ですか?
- 両建ては可能ですか?
サポートの回答
- スキャルピングは可能です。
- 同一口座での両建て(Hedge Trade)は禁じられてはおりません。しかしながら複数口座上での両建てや、他業者取引口座との両建て取引は禁止されております。
といった回答でした。制限自体は少しありますが自由度の高い内容と言えるでしょう。
それではもう少し詳しい内容を調べて見ましたので、今後の取引の参考に読んでみてください。
スキャルピング向き口座
HFM(HotForex)には数多くの口座があるので、どの口座がスキャルピング取引に向いているかを調べてみました。
すると全ての口座で注文方式は成り行き注文方式を採用しているため、高速約定画できるECN方式を採用している他社と比べると約定力がやや落ちる方式となります。
実際にHFM(HotForex)のプレミア口座とゼロ口座でそれぞれ実際に取引した私の感想を書くと

そうはいっても常にリクオートやオフクオートが発生するわけではなく、以下の時間帯では多くの約定拒否の経験があります。
- 早朝の時間帯
- クリスマスや年末年始
など要するに取引量が格段に落ちる時間帯では、成行注文方式を採用している口座でのスキャルピング取引は向いていないと言えます。
これはHFM(HotForex)だけに限らず、その他の海外FX業者でも同様の傾向が見受けられたため、スキャルピングをどの時間帯でも取引したい人は、約定力が高く注文が通りやすいECN口座を選ぶといいでしょう。
ちなみにHFM(HotForex)でコストパフォーマンスが高いゼロ口座のコストを紹介しておきます。
HFM(HotForex)のスキャル向け口座のコストパフォーマンス | |||||
---|---|---|---|---|---|
銘柄名 | ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 |
ゼロ口座 | 0.8pips | 1.6pips | 1.4pips | 2.1ips | 1.9pips |
EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | NZD/USD | USD/CAD | |
0.9pips | 1.0pips | 1.5pips | 1.7pips | 1.5pips |
上記は公式サイトの平均値ではなく、私が調べた時のコストとなりますのであらかじめご了承ください。

見ての通りその他の海外FX会社と比べてもゼロ口座であれば、平均以上のコストで取引可能です。
後はやや弱いと言える約定力だけなので、24時間スキャルピング取引を行うトレーダーであればここは敬遠してもいい海外FX業者と言えます。
その他口座のスプレッドは下記でまとめています。
ストップレベルも要チェック
ストップレベルとは注文した後に指値や逆指値で、損切や利確の値を設定する最小単位のことを指します。
ストップレベルが5.0pipsだと、注文した値と5.0pips離れていないと指値や逆指値の設定が出来ないということです。

スキャルピングトレーダーと言えば、少ない値幅で決済回数を重ねることで利益を積み上げていく手法ですから、損失の設定も小さくするのが実情です。
しかしHFM(HotForex)では残念ながらストップレベルの値があるので、下記でまとめてみました。
HFM(HotForex)のストップレベル | ||
---|---|---|
銘柄名 | セント・ボーナス・プレミアム | ゼロ・プロ |
ドル円 | 3pips | 2pips |
ユーロ円 | 5pips | 2pips |
ポンド円 | 5pips | 3pips |
豪ドル円 | 4pips | 2pips |
NZドル円 | 5pips | 2pips |
EUR/USD | 3pips | 2pips |
GBP/USD | 3pips | 2pips |
AUD/USD | 4pips | 2pips |
NZD/USD | 3pips | 2pips |
USD/CAD | 3pips | 2pips |
ここでもゼロとプロ口座のストップレベルだけが狭い仕様であることがわかりました。

ご自分でストップレベルを確認したい場合は以下の方法でチェックできます。
まずはパソコン版で、MT4やMT5を起動します。
画面左側に「気配値」というウィンドウがあるので、ここでストップレベルを調べたい銘柄を「右クリック」します。
すると「仕様」という項目が出てくるのでこれをクリックします。
すると上記のように「取引条件」が出てくるので、その中にあるストップレベルを見るだけです。

MT4やMT5で見るのが面倒な人は公式サイトでもチェック可能だったのですが、公式サイトのリニューアルとともに表示されなくなりました。
ボーナス口座のスキャルピング取引は?
HFM(HotForex)には、豊富な特典がもらえるボーナス口座があります。
特典内容をまとめた記事
基本は100%ボーナスが5万円まで(開催期間はランダム)、20%ボーナスが67万円となっています。


このボーナスを獲得した後にスキャルピング取引をしても、まったく問題ないので、100%ボーナスが開催されているときは積極的に入金するといいでしょう。
両建て取引の特徴
HFM(HotForex)では両建て取引は可能ですが以下の条件が付随します。
ということはプレミア口座でドル円の買いをエントリーして、ゼロ口座でドル円の売りのエントリーは出来ないということですね。
これは同タイミングだけでなく、日付をまたいだエントリーでも適用されるので「翌日なら大丈夫!」という勘違いには気を付けておきましょう。

EAはあくまでお任せ注文ですから、二つ以上の口座でEAを利用していると意図せず両建て取引が成立する場合もあります。
この悪意がない両建て取引も当然禁止事項にあたるので、EA利用者はなるべく一つの口座で自動売買を行うほうが賢明と言えます。

ちなみにボーナスを利用した両建て取引も可能ですので、HFM(HotForex)でボーナスキャンペーン時に100%ボーナスを獲得した場合には、同一口座で両建て取引を実践してみるといいでしょう。
参考記事

資金30万円ボーナス30万円で両建て取引をすることは可能ですが、資金1万円ボーナス30万円だけで取引する場合などは要注意です。
こういった口座残高が少ない取引はエントリータイミングによっては、スプレッドだけでロスカットされる可能性があるということです。

また両建て取引ではスワップを狙う手法も存在するのですが、プラスでスワップがもらえる銘柄は全てマイナスのスワップが上回っている仕様のため、両建てでスワップだけを稼ぐ手法も出来ません。
参考記事
取引禁止事項
その他にHFM(HotForex)の取引禁止事項を色々と調べてみると
- MT4やMT5の不正使用した取引
- ボーナスを不正利用した取引
- 2つ以上の口座での両建て取引
が該当します。しかしこれでは内容が少ないので、サポートに以下の取引について質問を投げかけてみました。

- ゼロカット方式を多用したような取引(経済指標トレードでハイリターンを目的とした大きな取引)
- 窓開けを狙った週末のマーケットクローズ直前に大きな取引量を発注する取引
- 取引インフラの弱点を利用し利益をあげる取引方法
- 裁定取引・アービトラージ取引
- 接続遅延やレートエラーを利用した取引
- 他業者間のレート表示の差を利用した取引
サポートの回答

ゼロカット方式とはFXの急激な値動きで口座がマイナスになっても、残高を0円にリセットしてくれるので追証が無いという制度です。
これを利用した経済指標トレードや、週明けの窓を狙うトレードを多用するのは禁止ということですね。
ということで、こういった取引を考えている「ろくでもない人」(笑)はHFM(HotForex)において、全て禁止事項にあたるということを知っておきましょう。
HFM(HotForex)では上記で書いた禁止事項などに違反すると以下の罰則がかけられます。
- 追加口座開設の禁止
- 口座の凍結
- ボーナスの削除
- レバレッジの縮小
など。いずれにしても違反すると利益も没収される可能性がある以上、まともなトレードを行うように心がければいいだけです。
ちなみに入金した金額までは出金可能なので、資金全てが没収されるわけではありませんからやや弱いペナルティなのかもしれませんね。
ちなみに上記の禁止取引でも問題なくできる海外FX業者はあります。
割と制限が緩い業者はa-book業者や、ボーナスなどキャンペーンを実施していない業者に見受けられます。
どこかが気になる人は下記カテゴリーでそれぞれの業者の特徴をチェックしてみてください。
まとめ
以上がHFM(HotForex)のスキャルピング&両建ての特徴やその他取引の禁止事項でした。
おさらいをしておくと
- スキャルピング取引を行うにはゼロかプロ口座がおすすめ
- ただし成行注文方式採用のため、やや約定力は弱い
- そしてストップレベルがあるので、注文前に取引銘柄での確認が必要
- 自動売買での別口座における両建て取引には要注意
- 禁止事項に触れると、それなりに大きなペナルティが与えられる
などなど。一般常識のトレードをすれば何の問題もないので、上記はあくまで予備知識として頭にいれておいてください。
口座の数が多すぎて選びにくいのがHFM(HotForex)の特徴でもありますが、スキャルピング取引専用であれば特に口座選びで迷う事はないでしょう。
これらをチェックしてスキャルや両建て取引を行えば、禁止事項に触れることなく正しいトレードが出来るようになるでしょう。
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Posted by FXメイト
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