またEA(自動売買)では注文とキャンセルを繰り返す取引や高頻度取引(HFT)など、サーバーの執行能力に支障を与える可能性がある場合に取引停止となる可能性もあるそうです。
スキャルピングの特徴
Big Bossではスキャルピングは可能ですが、サポートに確認をすると以下の回答が返ってきました。
現在スキャルピング自体の禁止はしておりませんが、指標発表時などの、市場の変動性が高い時間帯を狙ったスキャルピングや、サーバーに負担の大きい過度なスキャルピングに関しては、不正な取引と弊社側で判断する場合がございます。
このあたりの表現が微妙なので、正直スキャルピングを行うには通常利用も自動売買を利用してもグレーではないかと言う印象を受けています。
公式サイトには「レイテンシートレーディング(レイテンシーアービトラージ)は、異常に短い時間帯で決済が繰り返される事は禁止」となっています。
実際にスキャルピング取引をした口コミを探して見ると以下の内容を見つけました。
しかしその後に「口座凍結」になったという下記の口コミも見つけることが出来ました。
このトレーダーは通常の高速スキャルピング取引を行ったと書いていますから、正直真意は不明です。
まあ「高速」と書いている以上、サーバーへの負荷の問題に該当したのかもしれません。
サーバーに負担の大きい過度なスキャルピングをしたから口座が凍結されたのか、不正取引をしたからなのか中身までは流石にわかりませんでした。
なのでこの内容を危険と思う人は、スキャルピングにあえて挑戦するメリットは無いと言えるでしょう。
ただし上記以降口コミを探してみましたが、スキャルピング禁止や出金拒否などの口コミは見当たりませんでした。
後にも先にもこれ1件だけだったので、そこまで不安を感じるまではないでしょう。
それでも気になる人は下記記事で詳しくまとめています。
スキャルピング向け口座
レバレッジ1,111倍と最大50lotの保有枚数を活かしてBig Bossでスキャル取引を考えているのであれば、下記PRO口座がコストパフォーマンスに優れています。
入金ボーナスキャンペーンを実施している際にも、このPRO口座は活用できるので、この口座以外で取引するメリットは無いと言えるでしょう。
往復取引手数料が9ドルかかるので、+0.9pips加算した表でまとめていますが変動制を敷いているので下記は私が調べた際のコストとなります。
なので多少の誤差はあらかじめご了承ください。
BIGBOSS PRO口座 |
銘柄名 |
ドル円 |
ユーロ円 |
ポンド円 |
豪ドル円 |
NZドル円 |
カナダドル円 |
コスト |
1.3pips |
1.5pips |
1.9pips |
1.8pips |
2.1pips |
1.8pips |
銘柄名 |
EUR/USD |
GBP/USD |
AUD/USD |
NZD/USD |
USD/CAD |
USD/CHF |
コスト |
1.6pips |
2.1pips |
1.5pips |
2.0pips |
2.0pips |
1.7pips |
スタンダード口座はもっとコスパが悪いので、あまり使うメリットはないかな。
ポンド円のコストが割安なのでポンド円スキャルピングなどがいいのですが、過度な回数を行うとサーバーに負担がかかるので回数は控えめとなるでしょう。
注文方式はECN方式を採用しているので、約定力も高くリクオート(約定拒否)などはほぼ発生しない注文方式となります。
レバレッジは1,111倍と海外では高いレベルの倍率で取引可能という仕様です。
もしPRO口座でスキャルピング取引を考えているのであれば、一度取引内容(取引回数やポジションの保持時間)などをサポートに確認してから行うほうがリスクは低いと思います。
またストップレベルは全銘柄1pipsしかないので、注文後に指値や逆指値の設定を行う際には制限なく出来ると言えます。
ここは取引手数料9ドルがネックだからね
ここは日本で人気のXMtradingのグループ会社だと私は思っているので、変な業者ではないと思います。
またFX取引だけでなく暗号通貨CFDもそれなりに品揃えがあるので、FXで成績がなかなか上がらない人は仮想通貨で取引してみるのも面白いと言えるでしょう。
取引ボーナスはもらえるのか
Big Bossでは1lot(10万通貨)ごとにBBPポイントというもが付与されます。
参考記事
他社ではこういった取引の際に獲得できるボーナスやキャッシュバックには割と制限があるので、スキャルピングや両建て取引の際にボーナスがもらえるのかサポートに確認してみました。
スキャルピングおよび両建ては、ボーナスポイント(BBP)の対象です。
ということで、Big BossのBBPは獲得しやすい条件という事になります。
ちなみに他社では、最低5分ポジション保持とか注文と決済の差が6pips以上など制約があります。
なので1lotごとにもらえるBig Bossのボーナスポイントは、FX初心者でもスキャルトレーダーでも誰もが獲得しやすい特典と言えます。
なのでスキャルピングトレーダーは、ポイント狙いのスキャルピング取引も面白いかもしれません。
ただし獲得したボーナスは出金出来ないからね!そこが全く面白くないよ・・・
両建て取引もポジションが相殺されるので結局はチャラですから、上手く行けばボーナスだけを獲得出来るということかな?
でもサポートの回答に以下の文面があったので、多分駄目でしょう・・・
両建て取引を高頻度で行い、弊社が不正取引の可能性があると判断した場合。
まあ世の中そんなにうまい話は無いと言う事だね。
他社でも両建てでスワップが稼げる!という謳い文句で集客している海外FX業者もあります。
しかし年々スワップが稼げる銘柄が減っていっているので、所詮は客寄せ仕様ということだよ
参考記事
ちなみに年に数回開催される入金ボーナスを活かした、スキャルピング取引や両建て取引も一般常識の範囲であれば特に問題はないそうです。
両建てに関して言えば下記でもう少し詳しく説明しています。
両建ての特徴
Big Bossでは両建て取引は同じ口座であれば問題ありませんが、異なる口座の場合は不正取引に該当します。
- スタンダード口座で両建ては可能
- スタンダード口座でポンド円を買い、プロ口座でポンド円を売りは不正行為
内容的には簡単なので、特に難しく考える必要はありません。
異なる口座での両建て取引が禁止ということは、他社との口座を併用した両建て取引も禁止事項にあたると言う事ですね。
ただし自動売買(EA)を利用して異なる口座で取引を行った場合、意図せずに上記の両建てが成立する場合もあります。
こういった自分の意志でない両建て取引でも、異なる口座で取引が成立した場合は不正取引とみなされるので、別口座でそれぞれEAを稼働させるにはハイリスクであることを知っておきましょう。
また取引ツールはMT4のみなので、MT5で色々カスタマイズしたEAでしか取引出来ない人はMT4で再設定するしか方法がありません。
指標発表時等の両建て取引も禁止事項にあたるらしいよ。
さっきも紹介したけど両建て取引を高頻度で行い、弊社が不正取引の可能性があると判断した場合もだね。
両建て取引をしてもなかなかFXは上達しないので、上段にある私の予想ブログを毎日読んでみると参考になると思います。
もしくは勝てるトレーダーに資金を預けて、お金を増やしてもらうコピートレードなどもある程度稼げる方法の一つと言えます。
参考記事
また両建て取引では下記記事のように、私が知っている必勝法もあるのでよかったら読んでみて下さい。
もちろん毎回毎回勝てるわけではないので、あくまで参考情報として楽しんで読んでください。
取引禁止事項
Big Bossで、その他禁止事項がないのかサポートと色々やりとりをしてみました。
まずは公式サイトに記載している不正取引(禁止事項)を紹介しておくと
- 2つの異なる口座での両建取引
- 週明けや指標発表時などの値が飛びやすい時間を狙った取引
- 当社の判断により公平性の欠ける取引
といった内容が禁止されています。これらに違反すると利益の没収や口座凍結に該当するので、くれぐれも慎重に取引をする必要性があります。
公平性の欠けるというニュアンスが微妙だったので、以下の取引内容をサポートに聞いて見ることにしました。
以下の取引で禁止されているものはありますか?
- ゼロカット方式を多用したような取引
- 窓開けを狙ってマーケットクローズ直前に非常に大きな取引量を発注する取引
- 取引インフラの弱点を利用し利益をあげる取引方法
- 裁定取引・アービトラージ取引
- 接続遅延・レートエラーを利用した取引
- 他業者間のレート表示差を利用した取引
- ハッキングツールを使用した取引の禁止
サポートの回答
こちらに記載頂いたものに関しては全て不正取引とみなされる可能性が高いですが、担当部署により判断させて頂きますので具体的な回答はできかねます。
という回答をいただきました。
ちょっと不明点が多いので、上記取引は控えるのが賢明と言えます。
もちろんこれらの取引は、まともな取引ではないので一般トレーダーであれば気にする内容でないと思います。
一応週をまたぐ取引が多いトレーダーや、政策金利など値が動く指標狙いの専門トレーダーであれば利用を控えるのが賢明と言えます。
まとめ
以上がBig Bossのスキャルピング&両建ての特徴やその他取引の禁止事項でした。
基本的に一般の常識レベルであれば、スキャルピングや両建て取引は問題ないということですね。
おさらいをしておくと
- スキャルピングは可能だが、過度な回数を重ねるとサーバーの不可がかかるので禁止される可能性がある
- コストで見るとスキャル取引はPRO口座で行うほうがベスト
- 両建て取引も可能だが異なる口座での取引は不正行為になる
- 公平性の欠ける取引の具体例がなかったので、取引内容に自信が無い人は直接サポートに確認するほうがいい
などなど。
結局スキャルピングと両建て取引は可能なのですが、やや不明点が多かったので、ここで無理にスキャルピング取引を行う事は微妙な結果に終わりました。
こういった制限を受けたくない人は下記海外FX会社では取引の自由度が高いのでおすすめです。
最近はお得な取引ボーナスがなくなり、BBPポイントとガチャに仕様が変わりました。取引ボーナスは私は重宝していたので、とても残念と言えます。
参考記事
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