海外FXのBIGBOSSでは基本的にスキャルピング取引や両建て取引は可能ですが、若干ですが微妙な制限があるので色々と調べて見ました。
結論を先に書くとBig Bossの約定力や約定スピードはプロスプレッド口座であれば、一般レベルなのでそれなりに戦えます。
しかし取引手数料が往復9ドルなどコスパが悪いので、総合的に考えるとそこまでスキャルピング取引に向いている業者とは言えないでしょう。
またEA(自動売買)では注文とキャンセルを繰り返す取引や高頻度取引(HFT)など、サーバーの執行能力に支障を与える可能性がある場合に取引停止となる可能性もあるそうです。






なので海外FXでスキャルピングや両建て取引を制限なく考えているのであれば、下記2社がおすすめです。


ただしレバレッジが400~500倍までしか利用できないので、1,111倍のハイレバレッジを活かしたスキャルピング取引を考えているのであれば、Big Bossを利用するといいでしょう。
最大保有枚数は50lot(500万通貨)まで取引できるので、それなりの大口スキャルトレーダーでも枚数は持てる仕様となっています。

私自身がTOPページで紹介しているように、実際にトレードや出金まで出来ている業者なので、通常トレードであれば問題ないでしょう。
とりあえず色々調べた内容と禁止事項などをまとめてみましたので、ここで取引を考えている人は参考にしてみてください。
スキャルピングの特徴
Big Bossではスキャルピングは可能ですが、サポートに確認をすると以下の回答が返ってきました。

このあたりの表現が微妙なので、正直スキャルピングを行うには通常利用も自動売買を利用してもグレーではないかと言う印象を受けています。
公式サイトには「レイテンシートレーディング(レイテンシーアービトラージ)は、異常に短い時間帯で決済が繰り返される事は禁止」となっています。
実際にスキャルピング取引をした口コミを探して見ると以下の内容を見つけました。
しかしその後に「口座凍結」になったという下記の口コミも見つけることが出来ました。
このトレーダーは通常の高速スキャルピング取引を行ったと書いていますから、正直真意は不明です。

サーバーに負担の大きい過度なスキャルピングをしたから口座が凍結されたのか、不正取引をしたからなのか中身までは流石にわかりませんでした。
なのでこの内容を危険と思う人は、スキャルピングにあえて挑戦するメリットは無いと言えるでしょう。
ただし上記以降口コミを探してみましたが、スキャルピング禁止や出金拒否などの口コミは見当たりませんでした。

それでも気になる人は下記記事で詳しくまとめています。

スキャルピング向け口座
レバレッジ1,111倍と最大50lotの保有枚数を活かしてBig Bossでスキャル取引を考えているのであれば、下記PRO口座がコストパフォーマンスに優れています。
入金ボーナスキャンペーンを実施している際にも、このPRO口座は活用できるので、この口座以外で取引するメリットは無いと言えるでしょう。
往復取引手数料が9ドルかかるので、+0.9pips加算した表でまとめていますが変動制を敷いているので下記は私が調べた際のコストとなります。

BIGBOSS PRO口座 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
銘柄名 | ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 | カナダドル円 |
コスト | 1.3pips | 1.5pips | 1.9pips | 1.8pips | 2.1pips | 1.8pips |
銘柄名 | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | NZD/USD | USD/CAD | USD/CHF |
コスト | 1.6pips | 2.1pips | 1.5pips | 2.0pips | 2.0pips | 1.7pips |

ポンド円のコストが割安なのでポンド円スキャルピングなどがいいのですが、過度な回数を行うとサーバーに負担がかかるので回数は控えめとなるでしょう。
注文方式はECN方式を採用しているので、約定力も高くリクオート(約定拒否)などはほぼ発生しない注文方式となります。

もしPRO口座でスキャルピング取引を考えているのであれば、一度取引内容(取引回数やポジションの保持時間)などをサポートに確認してから行うほうがリスクは低いと思います。
またストップレベルは全銘柄1pipsしかないので、注文後に指値や逆指値の設定を行う際には制限なく出来ると言えます。

ここは日本で人気のXMtradingのグループ会社だと私は思っているので、変な業者ではないと思います。
またFX取引だけでなく暗号通貨CFDもそれなりに品揃えがあるので、FXで成績がなかなか上がらない人は仮想通貨で取引してみるのも面白いと言えるでしょう。
取引ボーナスはもらえるのか
Big Bossでは1lot(10万通貨)ごとにBBPポイントというもが付与されます。
参考記事

他社ではこういった取引の際に獲得できるボーナスやキャッシュバックには割と制限があるので、スキャルピングや両建て取引の際にボーナスがもらえるのかサポートに確認してみました。

ということで、Big BossのBBPは獲得しやすい条件という事になります。

なので1lotごとにもらえるBig Bossのボーナスポイントは、FX初心者でもスキャルトレーダーでも誰もが獲得しやすい特典と言えます。
なのでスキャルピングトレーダーは、ポイント狙いのスキャルピング取引も面白いかもしれません。







参考記事

ちなみに年に数回開催される入金ボーナスを活かした、スキャルピング取引や両建て取引も一般常識の範囲であれば特に問題はないそうです。
両建てに関して言えば下記でもう少し詳しく説明しています。
両建ての特徴
Big Bossでは両建て取引は同じ口座であれば問題ありませんが、異なる口座の場合は不正取引に該当します。
- スタンダード口座で両建ては可能
- スタンダード口座でポンド円を買い、プロ口座でポンド円を売りは不正行為
内容的には簡単なので、特に難しく考える必要はありません。
異なる口座での両建て取引が禁止ということは、他社との口座を併用した両建て取引も禁止事項にあたると言う事ですね。

こういった自分の意志でない両建て取引でも、異なる口座で取引が成立した場合は不正取引とみなされるので、別口座でそれぞれEAを稼働させるにはハイリスクであることを知っておきましょう。
また取引ツールはMT4のみなので、MT5で色々カスタマイズしたEAでしか取引出来ない人はMT4で再設定するしか方法がありません。


両建て取引をしてもなかなかFXは上達しないので、上段にある私の予想ブログを毎日読んでみると参考になると思います。
もしくは勝てるトレーダーに資金を預けて、お金を増やしてもらうコピートレードなどもある程度稼げる方法の一つと言えます。
参考記事

また両建て取引では下記記事のように、私が知っている必勝法もあるのでよかったら読んでみて下さい。


取引禁止事項
Big Bossで、その他禁止事項がないのかサポートと色々やりとりをしてみました。
まずは公式サイトに記載している不正取引(禁止事項)を紹介しておくと
- 2つの異なる口座での両建取引
- 週明けや指標発表時などの値が飛びやすい時間を狙った取引
- 当社の判断により公平性の欠ける取引
といった内容が禁止されています。これらに違反すると利益の没収や口座凍結に該当するので、くれぐれも慎重に取引をする必要性があります。
公平性の欠けるというニュアンスが微妙だったので、以下の取引内容をサポートに聞いて見ることにしました。
以下の取引で禁止されているものはありますか?
- ゼロカット方式を多用したような取引
- 窓開けを狙ってマーケットクローズ直前に非常に大きな取引量を発注する取引
- 取引インフラの弱点を利用し利益をあげる取引方法
- 裁定取引・アービトラージ取引
- 接続遅延・レートエラーを利用した取引
- 他業者間のレート表示差を利用した取引
- ハッキングツールを使用した取引の禁止
サポートの回答

という回答をいただきました。

もちろんこれらの取引は、まともな取引ではないので一般トレーダーであれば気にする内容でないと思います。
一応週をまたぐ取引が多いトレーダーや、政策金利など値が動く指標狙いの専門トレーダーであれば利用を控えるのが賢明と言えます。
まとめ
以上がBig Bossのスキャルピング&両建ての特徴やその他取引の禁止事項でした。
基本的に一般の常識レベルであれば、スキャルピングや両建て取引は問題ないということですね。
おさらいをしておくと
- スキャルピングは可能だが、過度な回数を重ねるとサーバーの不可がかかるので禁止される可能性がある
- コストで見るとスキャル取引はPRO口座で行うほうがベスト
- 両建て取引も可能だが異なる口座での取引は不正行為になる
- 公平性の欠ける取引の具体例がなかったので、取引内容に自信が無い人は直接サポートに確認するほうがいい
などなど。
結局スキャルピングと両建て取引は可能なのですが、やや不明点が多かったので、ここで無理にスキャルピング取引を行う事は微妙な結果に終わりました。
こういった制限を受けたくない人は下記海外FX会社では取引の自由度が高いのでおすすめです。
最近はお得な取引ボーナスがなくなり、BBPポイントとガチャに仕様が変わりました。取引ボーナスは私は重宝していたので、とても残念と言えます。
参考記事
