XM(XMTrading)のスプレッド一覧&口座タイプの種類と選び方
XM(XMTrading)は海外FXのデビュー門と言われている業者ですが、スプレッドは残念ながら他社と比べて広めの設定となっています。
しかもデモ口座をいれると4種類ある口座ごとにそのレートは違うので、目的に応じた口座選びも重要となってきます。
ここでエックスエムトレーディングのスプレッドを調べて、それぞれ比べてみましたので口座選びの参考にしてください。
- 1. GIFでリアルタイムのスプレッドを公開
- 2. XM(XMTrading)の主要銘柄スプレッド一覧
- 3. XMの口座選びのポイント
- 4. XM(XMTrading)の口座の種類と主な特徴
- 5. マイクロ口座の選び方のポイント
- 6. スタンダード口座の選び方のポイント
- 7. XMtrading zero口座の選び方のポイント
- 8. デモ口座の特徴
- 9. その他の口座の特徴
- 10. 高金利通貨のスプレッド
- 11. 株式指数(インデックス)
- 12. ゴールドなど貴金属・エネルギーのスプレッド
- 13. 商品(コモディティ)
- 14. 早朝時や週末時の変動幅
- 15. 経済指標発表時の変動幅を調査
- 16. 日常の変動具合を調査
- 17. 調査した感想
- 18. まとめ
記事中にはステマ規制に伴い下記のように、バナー広告やテキストリンク広告やボタン広告が含まれています。あらかじめご了承ください。
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GIFでリアルタイムのスプレッドを公開
XMtradingのzero口座
クロス円やドルストレート
ユーロクロス・ポンドクロス・豪ドルクロスなど
XM(XMTrading)の主要銘柄スプレッド一覧
私が実際にXMtradingで口座開設をして「調査した結果」を表にまとめてみました。
デモ口座のスプレッドは「スタンダード口座」の値を参考にしてください。
ここでの注意点は
- マイクロ口座とスタンダード口座は同じスプレッドで取引手数料はかからない。
- XMTrading ゼロ口座は、往復の取引手数料が10ドル必要で、これを1pipsで加算して表に明記
という点です。1.0pips加算していないXMTrading zero口座のスプレッドは、下記に取引ツールで表示したスクリーンショットで紹介しています。
そして1lot(10万通貨)では10ドルの取引手数料ですが、0.1lotでは1ドルの往復取引手数料に短縮されます。
XMTrading クロス円とドルストレート | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
銘柄名 | ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 | カナダドル円 | スイスフラン円 |
マイクロ・スタンダード | 1.7pips | 2.7pips | 3.8pips | 3.5pips | 2.8pips | 4.5pips | 4.2pips |
XMTrading zero口座 | 1.1pips | 1.3pips | 2.6pips | 2.2pips | 3.2pips | 2.3pips | 2.0pips |
銘柄名 | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | NZD/USD | USD/CAD | USD/CHF | |
マイクロ・スタンダード | 1.8pips | 2.7pips | 2.1pips | 2.9pips | 2.0pips | 2.0pips | |
XMTrading zero口座 | 1.2pips | 1.2pips | 1.3pips | 2.2pips | 1.7pips | 1.5pips |
と御覧の通り高めのスプレッドですが、XMTrading zero口座ならある程度勝負になるコスパと言えます。
口座名どおり、ドル円やユーロドルなどは0.0pipsになる場合もあるので、この時にエントリーすれば取引手数料10ドルだけが必要となります。
もう少し詳細を知りたい人は、下記取引条件ページでチェックしてみてください。
次はユーロクロスやポンドクロスなど、値動きの激しい通貨のスプレッドです。
XMTrading その他クロス銘柄 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
ユーロクロス | EUR/GBP | EUR/AUD | EUR/NZD | EUR/CAD | EUR/CHF | |
マイクロ・スタンダード口座 | 2.6pips | 2.9pips | 3.9pips | 3.5pips | 3.0pips | |
XMTrading zero口座 | 1.3pips | 2.9pips | 4.0pips | 2.8pips | 1.2pips | |
ポンドクロス他 | GBP/CHF | GBP/NZD | GBP/AUD | GBP/CAD | CAD/CHF | |
マイクロ・スタンダード口座 | 5.9pips | 6.9pips | 7.0pips | 5.7pips | 3.5pips | |
XMTrading zero口座 | 3.0pips | 4.1pips | 3.1pips | 3.3pips | 3.0pips | |
豪ドルクロス他 | AUD/NZD | AUD/CHF | AUD/CAD | NZD/CAD | NZD/CHF | |
マイクロ・スタンダード口座 | 4.3pips | 5.0pips | 3.0pips | 5.5pips | 6.0pips | |
XMTrading zero口座 | 2.3pips | 4.8pips | 1.8pips | 4.2pips | 5.2pips |
上記を見るとマイクロ・スタンダード口座で入金ボーナスを活かして取引するなら、ドル円かドルストレート、ユーロクロスでの取引がメインとなります。
後の銘柄は幅が広すぎるので、XMTrading zero口座であればそれなりのスプレッドで取引出来るということですね。
ここでは取引ツールのMT4とMT5から気配値を表示して調べた、XMtradingの3口座のスプレッドをスクリーンショットで紹介していきます。
ただしMT5口座でもMT4口座でも、マイクロ口座とスタンダード口座はスプレッドが全く一緒です。
マイクロ・スタンダード口座スプレッド28銘柄一覧
XMTrading Zero口座の24銘柄
実際にはマイクロ口座の銘柄には銘柄の右に「micro」と付いています。
通貨の横に「.」が付いているのがゼロ口座の特徴でもあります。
その他の海外FX業者とスプレッドを比較してみたい人は、下記で各口座ごとのコストをチェックすることが出来ます。
今度はどの口座を選べばいいのか分かりにくいという人のために、口座タイプで主な特徴などを色々と調べてみました。
XMの口座選びのポイント
XMtradingにはデモ口座を入れると4種類の口座があります。
簡単に口座の選び方のポイントを挙げると
- デモ口座 主に注文や操作方法、チャートの使い方などを覚える口座
- マイクロ口座 リアルトレード目的で少額資金の人が選ぶ口座
- スタンダード口座 スプレッドはやや高めでボーナスを利用し効果的にトレードする口座
- XMTrading zero口座 スプレッドが一番狭いが取引手数料が発生し、ボーナスなどの特典がない口座
という解釈でそれぞれの口座を開設するといいと思います。
5万円までの少額トレーダーであれば、100%ボーナスがもらえるスタンダード口座を利用するといいでしょう。
大口トレーダーはゼロ口座一択になります。
という記事を見かけますがそれは大きな間違いで、上記の基準で自分の取引の目的に合った口座を選ぶほうがいいでしょう。
要するにコスト重視なら「XMTrading zero口座」を選び、資金が少ないため取引枚数を増やしたいならボーナス特典がある「マイクロ口座」か「スタンダード口座」を開設します。
そして口座ごとに取引ツールがMT4とMT5の2種類があり、どちらを選んでいいか初心者には難しいかもしれませんね。
現在は8時間足チャートをパソコンで表示できるのがMT5でMT4は出来ないので、8時間足チャートを利用するのならMT5一択となります。
MT4やMT5のスマホアプリの完全な使い方は下記で丁寧に紹介していますので、そこまで使い勝手に差がないのも調べつくしています。
XM(XMTrading)の口座の種類と主な特徴
XMtradingには下記の利用者の取引を助ける特典があります。
- 3,000円口座開設ボーナス
- 100%入金ボーナス
- 20%入金ボーナス
- ロイヤリティプログラム
と上記「4本柱」(下記表にも明記)の有無も口座選びの目安の一つです。
「マイクロ」「スタンダード」「ゼロ」口座の相違点と共通点を比べてみると
XMの各口座の相違点 | |||
---|---|---|---|
口座の種類 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | XMTrading zero口座 |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | |
ボーナス | 4本柱 ボーナスの詳細記事 | 3,000円口座開設ボーナスのみ | |
取引手数料 | 無料 | 往復10ドル | |
最低入金金額 | 5ドル | 100ドル | |
最大取引量 | 100lot(10万通貨) | 50lot(500万通貨) | |
最低取引量 | MT4 10通貨 MT5 100通貨 | 0.01lot(1,000通貨) | |
注文方式 | NDD STP方式 | NDD ECN方式 |
下記はそれぞれの口座の共通仕様です。どのくらいでロスカットされるかに注目しておきましょう。
XMの各口座の共通点 | |
---|---|
スプレッド | 変動タイプなので、動きやすい |
マージンコール | 50%を下回ると警告が表示 |
証拠金維持率 | 20%でポジションがロスカット |
口座の通貨 | 円 ドル ユーロ |
両建て | 反対売買を同時に行うことを指し、同一口座内では可能 |
スキャルピング | 可能 |
取引ツール | MT4 MT5 MT5/MT4アプリの使い方 |
銘柄の種類 | 57通貨 XMの商品ごとの取引時間(日本時間)と取り扱い全銘柄一覧 |
FXの取引時間 冬 | 月曜日 7:05 ~ 土曜日 6:50 |
FXの取引時間 夏 | 月曜日 6:05 ~ 土曜日 5:50 |
マイクロとスタンダード口座の違いは単純に最小取引枚数の差です。
レバレッジは1,000倍と500倍がそれぞれの口座でのベースとなっていますが、口座残高でレバレッジは自動で落とされてしまいます。
なのでこれぐらいの入金を考えているお金持ちのみ、下記記事でレバレッジ制限がかかる口座残高の金額をチェックしてみてください。
ゼロカットシステムとは相場の急変動時に、口座残高がマイナスになっても0円にリセットしてくれる有難いシステムのことを言います。
なので追証が発生しないので、大口取引時に相場が急変動しても被害は口座残高だけで済むということです。
ドル建て口座した場合のメリットやデメリットを知りたい人は、下記記事でまとめています。
マイクロ口座の選び方のポイント
10通貨から取引が出来るのがマイクロ口座で、この取引枚数の少なさは他の海外FX会社にはない仕様です。
要するにマイクロ口座はお金を入金しないデモ口座を選ぶか、お金を入金してハイレバレッジ取引の感覚を知りたいかの違いで両口座を選びます。
スプレッドやボーナスなどはスタンダード口座と一緒なので、上記にも書いた1lotの取引枚数だけ注意をしておきましょう。
- MT4マイクロ口座 最低取引量は10通貨で0.01lot 1lotの注文を行うと1,000通貨の取引量になります。
- MT5マイクロ口座 最低取引量は100通貨で0.1lot 1lotの注文を行うと同じく1,000通貨。
- スタンダード口座 最低取引量は1,000通貨 1lotの注文を行うと10万通貨の取引に値します。
MT4/MT5アプリで注文する際に表示されるlot数は下記赤矢印が数量を指します。
下記左右の+-は数量の微調整で利用します。
MT5マイクロ口座は最低取引量は0.1lotなので、0.11lot以上の注文時でしか利用できません。
最大取引枚数は、1つの銘柄に対して100lot=10万通貨なので、スタンダード口座の1lotに相当します。
ロイヤリティプログラムは10万通貨取引に対してポイントがつくので、この取引量でようやくロイヤリティプログラムの恩恵が受けられるということです。
理想的なマイクロ口座の利用方法は
- まずは操作を覚える
- 入金してボーナスをもらう
- FX取引を実践する
- 資金が増えたらスタンダード口座に資金移動して取引枚数を増やす
- さらに資金が増えたらゼロ口座へ資金移動
という流れで利用するといいでしょう。
ただしゼロ口座へ資金移動するとボーナスは消滅するので、下記記事を読んでおいてください。
スタンダード口座の選び方のポイント
上記にも書きましたが、ほとんどのブロガーが「スタンダード口座がおすすめ!」
と書いていますがこれには言葉がいくつか足りていません。
要するに
実際にはスプレッドなどのコストは高く、XMtrading zero口座を利用するほうがコストパフォーマンスは優れています。
参考記事
なのでマイクロ口座で書いた理想的な活用方法と同様に
- スタンダード口座に入金してボーナスをもらう
- FX取引を行う
- 資金が増えたらゼロ口座に資金移動(ボーナスは消滅する)
という考えで取引を行いましょう。
後は単純にゼロ口座とスタンダード口座のスプレッドなどを自分の目で比べてみたいときなどに、二つの口座を開設して比べてみる人も多くいます。
またレバレッジ1,000倍取引を考えている人もこのスタンダード口座とマイクロ口座までなので、レバレッジを落としたくない人にはおすすめです。
注文方式に記述してある STP方式とはStraight Through Processingの略で注文時にFX業者が間に入る注文方式です。
なのでECN方式と比べるとやや約定スピードが遅くなったり、まれに約定拒否(リクオート)が発生する注文方法と思っておけばいいでしょう。
XMtrading zero口座の選び方のポイント
XMtrading zero口座は上記2口座と様々な違いがあり、単純に一言で書くと
という考えで口座開設を行えばいいと思います。
XMTrading zero口座では、「USD/JPY」や「EUR/USD」のスプレッドが0pipsになるときがあるので、その意味合いでゼロ口座と言うのでしょう。
注文方式もECN方式を採用しているので、若干上記の二つの口座と比べると約定スピードは早めです。
利用者の多くは段階を経てこのXMTrading zero口座での取引に落ち着きますから、詳しい仕様は上記の口座の特徴でしっかりチェックしておくことです。
FX銘柄以外のCFDや株式指数の取引などのコストも、ゼロ口座が一番安く済ませることが出来ます。
デモ口座の特徴
取引は仮想のお金なのですが、1,000円~50万円まで初期の申し込み時に選ぶことが可能です。
実際に10万円くらいでハイレバを利かせて取引すると、何万通貨取引できるかどれくらいの損益が出るかの確認もできます。
またユーロ建てやドル建て口座も選択可能なので、本番の口座でドル建てにしようか円口座にしようか考えている人が、円口座以外の取引を体験することも可能です。
実際には急激な円高や円安が発生しない限り、円建て口座でもドル建て口座でも、そこまで影響を受けることはないでしょう。
デモ口座を開設するのにおすすめのトレーダーは
- FX経験が浅くハイレバ取引にまだ抵抗がある人
- 海外FXの取引方法を丁寧に学びたい人
- 各口座のスプレッドを比べたい人
などが目安にしてください。
参考記事
その他の口座の特徴
XMtradingの口座に関するその他の情報は
- 法人口座の開設は出来ない
- 追加口座を開設しても提出済の書類の再提出は必要ない
- 90日間取引がないと取引口座は閉鎖される
- レバレッジの変更も自分で可能 ただし口座の種類の変更はできないので追加口座の申請が必要となります。
- 残高があり取引が行われていないと毎月5ドルの口座維持費が引かれます。残高が0円の場合は引かれません。
などなど。
残高が4ドルの場合に取引が行われていない場合は、口座から4ドル引かれて0になります。
決してこの口座維持費は馬鹿にはならないので、入金したまま取引を行わないという期間は短くしておきましょう。
ここからは高金利通貨やCFD取引を考えている人が参考にしてください。
高金利通貨のスプレッド
高金利通貨はスワップが魅力的ですが、スプレッドはどこの海外FX業者も広い傾向が見受けられます。
高金利通貨 | ||
---|---|---|
銘柄 | マイクロ・スタンダード | XMTrading zero口座 |
USD/MXN | 23.9pips | 16.6pips |
USD/RUB | 43.7pips | 30.6pips |
USD/ZAR | 1.4pips | 0.9pips |
EUR/TRY | 7.8pips | 6.5pips |
EUR/ZAR | 18.2pips | 14.2pips |
ここの高金利通貨の種類は、海外FX業者を数十社調べた中でも最弱レベルで、ほとんどの銘柄が売りも買いもマイナススワップでした。
上記は公式サイトの平均値のため、リアルなレートを知りたい人のために上記の高金利通貨のスプレッドをMT4やMT5から抜粋して、スクリーンショットで貼り付けてみました。
スタンダード口座の高金利通貨6銘柄のスプレッド
ゼロ口座の高金利通貨6銘柄
このように公式サイトの平均値というものは、あまりあてにはならないのでリアルな表示の上記を参考にするといいでしょう。
スワップポイントは下記記事で計算しているので、参考にどうぞ
株式指数(インデックス)
XMtradingでは商品や貴金属、株式などの取引が可能ですが、仮想通貨の取り扱いはありません。
まずは株式指数(インデックス)のスプレッドを紹介していきます。
日本では株価指数はレバレッジ10倍までで商品が20倍ですが、XM Tradingでは「ロット数 × コントラクトサイズ × オープン価格 × 証拠金率」で計算されます。
インデックス(株価指数) | 全口座共通 | |
---|---|---|
銘柄 | 現物の最小スプレッド | 先物の最小 |
JP225(日経225) | 12.0 | 24.0 |
US30(米ダウ30) | 2.8 | 6.0 |
US100(米ナスダック100) | 2.0 | 5.0 |
US500(米S&P500) | 0.7 | 1.2 |
USDX(米ドル指数) | なし | 0.0 |
EU50(欧Stocks50) | 2.6 | 3.0 |
UK100(英FTSE100) | 1.5 | 6.0 |
GER30(独DAX30) | 2.0 | 4.0 |
FRA40(仏カック40) | 1.8 | 3.0 |
SWI20(スイスSMI20) | 5.0 | 4.0 |
SING(シンガポールST指数) | 0.6 | 0.9 |
CHI50(上海A株50) | 18.0 | 22.0 |
NETH25(オランダAEX25) | 0.6 | なし |
POL20(ワルシャワ20) | 3.0 | |
IT40(イタリアFTSE MIB40) | 13.0 | |
SPAIN35(スペインIBEX35) | 6.0 | |
GRE20(アテネ20) | 3.0 | |
AUS200(豪S&P/ASX200) | 3.0 | |
HK50(香港ハンセン50) | 14.0 |
ということで、上記もXMtradingの公式サイトで発表されている最低のスプレッドなので、リアルなレートをスクリーンショットで紹介していきます。
スタンダード口座の株式指数の先物のスプレッド12銘柄一覧
スタンダード口座の株式指数の現物取引17銘柄一覧
XMTradingzero口座の株式指数の先物のスプレッド12銘柄一覧
XMTradingzero口座の株式指数の現物取引の18銘柄一覧
という感じですね。所詮公式サイトは最小値の公表なので、現実的なコスト計算は上記スクリーンショットで見て見るといいでしょう。
ゴールドなど貴金属・エネルギーのスプレッド
今度はネットで話題に上りやすいゴールドやシルバー、原油などのスプレッドを公式サイトの平均値と最小値で紹介していきます。
貴金属・オイル | マイクロ・スタンダード | XMTrading zero口座 |
---|---|---|
銘柄 | 平均値 | |
GOLD(ゴールド) | 0.35 | 0.21 |
SILVER(シルバー) | 0.035 | 0.02 |
銘柄 | 全口座共通 最小スプレッド | |
PLAT(プラチナ) | 4.0 | |
PALL(パラジウム) | 3.0 | |
OIL(WTI原油) | 0.04 | |
OILMn(ミニ) | 0.04 | |
BRENT(BRENT原油) | 0.05 | |
GSOIL(ロンドン軽油) | 1.5 | |
NGAS(天然ガス) | 0.035 |
これらもまた取引ツールのMT4とMT5で抜粋したリアルレートは下記になります。
スタンダード口座の貴金属とエネルギー9銘柄一覧
XMTradingzero口座の貴金属とエネルギーのスプレッド9銘柄一覧
こうしてみるとXMtradingでCFD取引を考えている人は、スタンダード口座でもゼロ口座でも金銀以外は、どちらの口座でもコストは変わらないと言う事になりますね。
商品(コモディティ)
最後に商品(コモディティ)のスプレッドの最小値を紹介しておきます。
コモディティ(商品) | マイクロ・スタンダード | XMTrading zero口座 |
---|---|---|
銘柄 | 公式サイトの最小スプレッド | |
HGCOP (銅) | 0.0077 | |
SBEAN( 大豆) | 0.0185 | |
CORN(コーン) | 0.0275 | |
WHEAT (小麦) | 0.025 | |
COTTON (綿) | 0.0047 | |
SUGAR (砂糖) | 0.0009 | |
COFFE (コーヒー) | 0.008 | |
COCOA (ココア) | 15 |
これらもリアルレートでスクショで貼っていますので、現実的なコスト算出にご活用ください。
スタンダード口座の商品の8銘柄一覧
スタンダード口座より1銘柄多いのが特徴ですね。
XMTradingzero口座の商品の8銘柄一覧
といった感じでそれぞれの口座のコストの違いがよく分かったと思います。
FX取引でなかなか結果が出なくなった時などに、気分転換で上記銘柄を取引してみてはいかがでしょうか。
今度は早朝時や週末のマーケットが終了した際などのスプレッドを紹介しておきますので、こういった時間帯でのリスクトレードは避けるようにしたほうがいいでしょう。
早朝時や週末時の変動幅
XMtradingも早朝時や週末時にはスプレッドが広がり、日本のFX同様結構広い傾向が見受けられたのでそれぞれ調べてみました。
まずはマイクロ・スタンダード口座の週末時のマーケットクローズした際の拡大スプレッド29銘柄
マイクロ・スタンダード口座の早朝時の23銘柄
MT4やMT5と違う表示であることが分かると思います。
XMTrading zero口座の週末時のマーケットクローズした際の拡大スプレッド29銘柄
XMTrading zero口座の早朝時の27銘柄
見ての通り早朝時はかなり拡大していますが、週末クローズ時にはそこからさらに拡大しています。
この点を十分認識して、次の日や週末の際はポジションの持ち越しなどをきちんと考える必要があると言う事です。
経済指標発表時の変動幅を調査
折角なので経済指標発表時のXMtradingのスプレッドが、どれくらい広がるのかをスタンダード口座で調査してみました。
指標発表30秒前の9銘柄のスプレッド
指標発表直前9銘柄
指標発表直後9銘柄
御覧の通り全体的に銘柄を見てみると、ほとんどスプレッドは拡大していない調査結果に終わりました。
英国の経済指標なのでポンドの銘柄を見るほうが分かりやすいと思います。
実際に見てみるとポンド円が少し拡大していますがそれでも1.0pipsぐらいで、ポンドドルなどは「ほぼ無風」で動いています。
過去に日本のFX会社で経済指標時のスプレッドの拡大でロスカットに遭った人などは、海外FX会社を利用するとそのリスクは日本より低いという事が判明しましたね。
日常の変動具合を調査
変動スプレッドというものがどのような広がり方をするのか、海外FX初心者などは気になるところです。
実際にXMtradingの公式サイトに掲載しているリアルタイムレートを目で追っても、イマイチよくわからないと思います。
ここでは人気銘柄9種類の広がり具合を、日本時間13:00頃に1分間で3回のスクリーンショットを貼り付けて調査してみました。
1回目のスタンダード口座の9銘柄の調査スプレッド
2回目
3回目
1回目のXMゼロ口座の9銘柄の調査スプレッド
2回目
3回目
ゼロ口座はここに往復取引手数料10ドル(1.0pips)が加算されますから、勘違いしないようにしましょう。
このように変動スプレッドとは、調べるごとに幅が変わってきます。
なのでどこの海外FX業者もスプレッドの「平均値」というものを公式サイトに掲載して、利用者の目安になるようにしているのです。
調査した感想
上記のように調べるごとにそれぞれの口座のスプレッドは変化していることがよくわかりましたでしょうか。
日本のFX取引で原則固定スプレッドに慣れている人にとって、この変動スプレッドはかなり抵抗があると思います。
コスト自体も日本のFX会社と比べるとかなり割高になりますから
海外FX取引を始める人は
という目的がしっかりある人に適していると言えます。
資金が無い人はもちろんですが、多くの資金を投入して「チャンス」で勝負をかけると、大きな見返りや損失があるのが海外FXのハイレバレッジ取引の醍醐味です。
毎日何度も取引を行うと「コストパフォーマンスが下がる」のが海外FX取引ですから、
を身に着けてから海外FX取引にチャレンジして見るといいでしょう。
やはりスタンダード口座はコストパフォーマンスが悪いですからね。
まとめ
以上がXMtradingののスプレッド一覧&口座タイプの種類と選び方でした。
おさらいをしておくと
- 資金が少ない人はボーナスをもらい取引枚数を増やしたトレードが可能
- MT4/MT5の選択は、裁量取引でトレードするならどちらを選んでもよい
- 資金が増えたら最終的にはXMTradingZero口座で取引する
- デモ口座は使い方やスプレッドを見るのに効果的
- スタンダード口座やマイクロ口座のスプレッドは高め
- コスト重視ならXMTrading zero口座がおすすめ
- その他の海外FX会社と比べるとやや割高なコスト
- ユーロクロスは日本のFX会社に近いスプレッド
- 早朝や週末時のマーケットクローズ時にスプレッド拡大でのロスカットは要注意
- 経済指標発表時には、日本のFX会社に比べると広がりにくい
など。
日本でも大手の証券会社で取引をすると、コストは高くなります。
要するにXMtradingは、日本ではかなり実績があるのですが、コスト面では期待できない海外FX業者です。
この一点だけですから、くれぐれも間違った情報を鵜呑みにせずに口座を選ぶことが重要だということですね。
下記では口座開設の手順を丁寧に紹介していますので、興味が出たら実践してみてください。
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LAND-FXはどんな業者なのか出金トラブルがないのか、日本語サポートは大丈夫な ...口座タイプの種類と特徴
HFM(HotForex)は年々口座の種類も変化や進化をしていて、なおかつ世界中 ...プロフィール
目次
- 1. GIFでリアルタイムのスプレッドを公開
- 2. XM(XMTrading)の主要銘柄スプレッド一覧
- 3. XMの口座選びのポイント
- 4. XM(XMTrading)の口座の種類と主な特徴
- 5. マイクロ口座の選び方のポイント
- 6. スタンダード口座の選び方のポイント
- 7. XMtrading zero口座の選び方のポイント
- 8. デモ口座の特徴
- 9. その他の口座の特徴
- 10. 高金利通貨のスプレッド
- 11. 株式指数(インデックス)
- 12. ゴールドなど貴金属・エネルギーのスプレッド
- 13. 商品(コモディティ)
- 14. 早朝時や週末時の変動幅
- 15. 経済指標発表時の変動幅を調査
- 16. 日常の変動具合を調査
- 17. 調査した感想
- 18. まとめ