過去にサーバーダウンした海外FX会社&過去のFXで起きた大きなリスク
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日本でもFXブームの際にはサーバーダウンが頻繁に発生していましたが、海外FX業者でも同様の現象をたまに見かけています。
私自身もFX会社でサーバーダウンされた嫌な思い出があるので、同じ被害が出ないように色々と調べてみました。
ここでは海外FX会社で過去にサーバーダウンのトラブルがあった業者を紹介していきますので、業者選びのポイントとして参考にしてください。
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GEMFOREX
GEMFOREXは、2020年6/10日にサーバーがダウンしました。
公式サイトやMT4も早朝から稼働しなくなったようです。

MT4画面右下に「コモンエラー」や「回線不通」と言う表示が出ていました。
5/28日のダウン時には公式サイトだけダウンしたように見えますが、私がMT4を立ち上げたら動いていたので注文などは出来ていた様子。
口コミを見るとチャートが動いていないなどの利用者もいたので、注文や決済も出来なかった人もいるのかもしれません。
ここは一気に利用者が増えたので、その影響が大きく表れたのでしょう。
その前のサーバーダウンの歴史を探してみると
- 2020年5月21と28日
- 2019年4月
- 2017年10月
にそれぞれサーバーが落ちている口コミを見つけました。
頻繁に落ちているとまでは言いませんが、それなりの頻度で発生しているので多くの資金を預けようと考えている人は、こういったリスクを知っておくと対処が打てます。
ちなみにその後の補償などは無いようで、規約にもその旨が記載されている様子です。
Land-FX
Land-FXは、2019年5~7月ころにサーバーがダウンした過去があります。
その後はこういったシステムトラブルは無いようですが、決してサーバーが強いというわけではなさそうです。
その後の損失補償を行ったという口コミを見つけたのですが、やや不明点が多いのでサポートに聞いて見ることにします。
この前のLandFXのサーバーダウンしたときの保証が返ってきました!
しかも出金できるし!優しすぎます!
LandFXさんすごい✨
悪口言ってごめんなさい🤣
また今日から頑張っていきます🙌
【Twitterへの投稿 2019/5/1】
(備忘録)land-fxからサーバーダウンに関するメールあり。「問題解決にはもうしばらくお時間が
かかる見込みでございます。」「本件によりお取引に損失が発生した場合、復旧後に補償処理を行わせていただきます」とのことでした。
サポートの回答メール
弊社ではサーバーダウンにより発生した損失、または通常通り清算が行われていた場合に発生していたと考えらる利益分につきましては、日本サポートまでご要請いただきましたら損失補償処理を行わせていただいております。
との回答をいただきましたので、どうやら補償は事実だったみたいですね。素晴らしい海外FX業者と言えます。
iFOREX
iFOREXは、2019年10月ごろにサーバーダウンが発生しました。
その後のサーバーは落ちていないので、一応順調な運営を行っています。

ここはサーバーに負荷がかかるスキャルピングや自動売買が禁止なので、サーバー自体はあまり強くない海外FX業者だと思っておくといいでしょう。
補償に関してはキャッシュバックで補償されたなどの口コミを見かけましたが、数も少なく私自身が被害を受けていないので参考程度の情報としてインプットしておいてください。
is6com
is6comも過去にサーバーダウンした形跡がありました。
最近では2020年6/10に2時間くらいサーバーダウンした様子
2019年5月頃の口コミです。頻繁にサーバーダウンするような内容が書いてあります。
ここはプロ口座というスプレッドが狭い口座があったのですが、申し込みが殺到して中止になった経歴もあります。
ということはサーバーが弱いから顧客を受け入れられないと言う事につながるので、現在もまだサーバーの性能には期待出来ないということがわかります。
FXGT
FXGTは2020年5/25と5/31~6/1ごろサーバーがダウンした経緯があります。
ここは新しい業者なので、システム的にはまだ不安定な要素が多いため、取引には慎重な姿勢で取り組むほうがいいでしょう。
まだ新しい業者のため過去のサーバーダウン情報は見つけられませんでした。
気になる補償について1件だけ対応してくれるという内容を見かけましたが、これだけだったので補償には期待しないでおきましょう。
TTCM
TTCMは、2019年5月26日にシステム障害でサーバーがダウンした様子です。
2019年5月26日(日)、午前03時頃から午後14時頃まで、弊社取引サーバーに接続されております関連システムにおいてシステム障害が発生しました事を起因とし、お取引口座へログイン頂けず「無効な口座」と表示される事象が発生致しました。
記事を読んでいくと下記に補償についてサポートへ連絡するよう案内があったので、損害については補償されたのかもしれません。
上記システム障害発生時にSOとなってしまったなど損失が発生した場合は、大変恐れ入りますが、口座番号・お取引通貨ペア・取引番号(チケット番号)を明記の上、カスタマーサポート宛てにご一報頂けます様お願い申し上げます。
ここは公式サイトの動作などがかなり遅かったのですが、最近になってようやくサーバーを増設して改善が図られたようです。
a-book業者の肩書もあるTTCMですから、こういった対応もやはり一級品だと感じさせますね。
Titanfx
Titanfxも一見ほど口コミを見つけました。
ただしこの口コミだけだったので、信ぴょう性は低いかもしれませんから参考情報としてインプットしておいてください。
その前の2019年5月6日にシステム障害が発生して、約2時間半取引が出来ない状態になった過去を見つける事が出来ました。

Axiory
Axioryは2015年4月にサーバーダウンがあったとのことです。
時間でいえば約30分くらいだったので、その間の損失補填は行われたようです。
もう少し長い間サーバーがダウンしていたら補償があったかどうかはわかりませんが、しっかりとしたサポートを行っていたことが分かります。
ちょっと昔過ぎて口コミなどは見当たらなかったので、参考情報としてご活用ください。
XM
XMは2020年3/9にサーバーダウンした経歴があります。
その時は日本のFX会社も数多くサーバーダウンした様子なので、必然と言えば必然だったのかもしれません。
ただし情報が少なすぎて、ログイン出来なかっただけとか問題なかったなどの内容も多かったので真意は不明です。
クリック証券
今はGMOクリック証券と名前は変わっていますが、まだクリック証券だった頃私自身がサーバーダウンの損害を受けた日本のFX業者です。

結果システムやサーバーの強化が追い付いておらず、取引中にサーバーダウンしたりログインできなかったりとまともな企業がなかったのも事実です。
当然私としては、クリック証券の本社にクレームをあげてお金を返してほしいと訴えましたが、
「約款に書いてあるとおり保障等はできません」
といわれ泣き寝入りしたことを今でも覚えています。

結局対応が悪かったので、今でもまだ昨日のことのように覚えていますが、被害額は忘れてしまいました(笑)
要するに被害額より「機械的な態度」のほうが印象に残っているので、いまだに記憶から離れないということです。
GMOクリック証券になってからも2020年3月にサーバーダウンした様子ですが、その他の日本のFX会社でも同様の現象が見受けられたそうですが、進歩していないことがわかります。
日本のFX会社の最近の傾向
2020年3月9日に以下の日本のFX会社もサーバーダウンしたという口コミが広がっています。
システム障害が発生した日本のFX会社 | ||
---|---|---|
SBI証券 | YJFX | サクソバンク証券 |
楽天証券 | IB証券 | 松井証券 |
GMOクリック証券 | IG証券 | みんなのFX |
いずれも損害補償などは無かったようなので、強いサーバーを導入している日本のFX会社でもFXの取引の恐ろしさがわかりました。
結局日本のFX会社でも海外のFX会社でも、いまだにサーバーダウンはいつでも起きる可能性があるということを再認識させられました。

ダウ平均が誤発注
2010年にダウ平均で誤発注が発生したため、たった数分で1,000ドル近く暴落しました。

次の日からは切り返して上昇したり下落したりしたのですが、値動きが大きかったので大きく稼いだトレーダーも多くいましたし、その反対で損をした人もたくさんいました。
一晩で10円下がったわけですから、ポンド円やユーロ円を買っていた人は、かなりの損失を受けたと思います。ほとんどの人が強制ロスカットで退場したのではないでしょうか。

最近では1,000ドル~2,000ドル下落しても為替相場がそこまで影響を受けていないので、今思えば2010年だけが大きな暴落としての語り草となっています。

スイスフランショック
スイス国立銀行がユーロスイスフランの値を1.2000を割らないよう介入を続けるという姿勢で数年間続けていたのが、2015年に急にそれを撤廃した時にスイスフランの大暴落が発生しました。
3,800PIPS動いたとか、41%値動きしたとか言われていますが、これほどの値動きをしたことは後にも先にも二度とない相場と言えます。

ということは真逆の取引をしていた人は、口座がマイナスになり多額の追証が発生したようです。
私自身はポジションを持っていなかったので、口コミなどを見てみると
- 翌朝口座がマイナス300万になっていた
- ロスカットが全く発動しなかった
- 払えない額のマイナスにどうしていいのかわからない
など追証の金額などを見てみると、いかにどうしようもない程の値動きだったことがわかります。

ゆえにこういった介入されている曰くつきの通貨には手を出さないことが賢明だと言えます。

ちなみに海外FX業者ではゼロカットシステムというものがあり、口座残高がマイナスになっても追証が発生しない有難いシステムがあります。
しかし海外FX会社のFXDDだけゼロカットシステムの約束を守らず、このスイスフランショック時の追証を請求したという過去があります。

土日はサーバーダウンしやすい
海外FX業者は土日にサーバーのメンテナンスを行うため、結構な確率でサーバーがダウンしてログインできないなどの状況に陥ります。
下記のようにメンテナンスモードになっていればわかりやすいのですが、単純に「ログインできない」「アクセスできない」などの状況は多く見受けられます。
なので土日にサーバーダウンした海外FX業者は上記には紹介していません。
また土日の公式サイトの動作が遅い業者などは、上記の現象が起きやすい傾向があるので、慌てて操作をするより月曜日まで待って操作する方がストレスが無いと思います。
まとめ
以上が過去にサーバーダウンした海外FX会社&過去のFXで起きた大きなリスクでした。
おさらいをしておくと
- 注文方式にDD方式を採用している海外FX会社がサーバーダウンがしやすい傾向がある
- 万が一サーバーダウンしても海外FX会社にはゼロカットシステムがあり、口座残高がマイナスになっても追証が発生しない仕組みがある
- サーバーダウンしても補償してくれる可能性は低い
と言う事です。もちろんDD方式だったのは偶然かもしれませんが、今後の海外FX業者選びの一つとしては参考になると思います。
くれぐれもこういったサーバーダウン経験がある海外FX会社などで、大きな資金を入金してハイレバレッジ取引を行う際には細心の注意が必要という認識を持ってもらえると幸いです。
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