Exnessのスプレッド一覧&口座タイプの種類と選び方
Exnessは取引手数料が無料でありながら、低コストパフォーマンスを提供している優良FX会社の一つと言われています。
ただし取り扱い銘柄数もかなり多く口座の種類や口座の基本通貨も多いので、管理がしずらいのも特徴と言えます。
ここでは各口座ごとでスプレッドを比べてみましたので、取引を考えている人は口座の特徴とともにチェックしてみてください。
記事中にはステマ規制に伴い下記のように、バナー広告やテキストリンク広告やボタン広告が含まれています。あらかじめご了承ください。
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Exnessの主要銘柄スプレッド
下記スプレッドは手数料込み(スタンダードとプロは無料)で表記しています。
- スタンダード口座が複数あったのですが、現在は一つのみに絞られました。
- スタンダード口座とプロ口座は取引手数料は無料
- ロースプレッド口座は往復7ドルのため+7.0pipsで加算して表記
- ゼロ口座は往復7ドル以上で銘柄ごとに手数料が異なるので1ドル=0.1pipsを加算して表記
Exness 主要銘柄のスプレッド | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
クロス円 | ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 | カナダドル円 | スイスフラン円 |
スタンダード | 1.1pips | 1.9pips | 2.0pips | 1.3pips | 2.9pips | 2.4pips | 4.1pips |
プロ口座 | 0.6pips | 1.2pips | 1.3pips | 0.8pips | 1.8pips | 1.5pips | 1.7pips |
ロースプレッド | 7.0pips | 7.4pips | 7.5pips | 7.2pips | 7.9pips | 7.6pips | 7.8pips |
ゼロ口座 | 7.0pips | 10.0pips | 15.0pips | 9.0pips | 15.0pips | 9.3pips | 10.4pips |
ドルストレート他 | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | NZD/USD | USD/CAD | USD/CHF | – |
スタンダード | 1.0pips | 1.5pips | 1.5pips | 2.0pips | 2.3pips | 1.5pips | – |
プロ口座 | 0.7pips | 0.9pips | 0.9pips | 1.3pips | 1.5pips | 0.9pips | – |
ロースプレッド | 7.0pips | 7.2pips | 7.2pips | 7.5pips | 7.4pips | 7.3pips | – |
ゼロ口座 | 7.0pips | 9.0pips | 10.0pips | 13.0pips | 10.1pips | 9.1pips | – |
ということで、下記からはExnessのスタンダード口座とゼロ口座のスプレッドに絞って紹介していきます。
しかし結果を見ると全体的に狭いスプレッドが提供されていますから、かなりの驚きの調査結果となりました。
ただしボーナスなどの特典がないため、コスト重視で選ぶ海外FX業者になると思います。
しかし自動出金などに対応しているので、利益が出たら出金するとbitwalletであればすぐに資金が反映されます。
Exnessユーロやポンドクロスやオセアニア通貨などのスプレッド | |||||
---|---|---|---|---|---|
ユーロクロス他 | EUR/GBP | EUR/AUD | EUR/NZD | EUR/CAD | EUR/CHF |
スタンダード口座 | 1.6pips | 2.3pips | 3.6pips | 2.0pips | 2.9pips |
プロ口座 | 1.0pips | 1.4pips | 2.2pips | 1.3pips | 1.8pips |
ポンドクロス他 | GBP/CHF | GBP/NZD | GBP/AUD | GBP/CAD | CAD/CHF |
スタンダード口座 | 2.7pips | 6.6pips | 2.8pips | 3.5pips | – |
プロ口座 | 1.7pips | 4.2pips | 1.8pips | 2.2pips | – |
豪ドルクロス他 | AUD/NZD | AUD/CHF | AUD/CAD | NZD/CAD | – |
スタンダード口座 | 2.3pips | 1.5pips | 2.5pips | 3.3pips | – |
プロ口座 | 1.5pips | 1.4pips | 1.5pips | 2.0pips | – |
さすがにポンドクロスなどは広いスプレッドとなりましたが、数十社調べた中では全体的に見てもトップレベルのコストパフォーマンスを誇っています。
後は日本での実績待ちと言える企業でしょう。
スタンダード口座の28銘柄のスプレッド一覧
プロ口座
ロースプレッド口座の28銘柄
ゼロ口座の28銘柄
その他の海外FX業者とスプレッドを見比べてみたい人は、下記で各口座ごとでチェックすることが出来ます。
Exnessの口座の種類と主な特徴
Exnessには口座の種類がデモ口座を含めると8種類あります。
各口座の相違点 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
口座名 | スタンダード | プロ | ロースプレッド | ゼロ | ||
取引手数料 | 無料 | 往復7ドルが最大 | 往復7ドル~ | |||
銘柄の種類 | FXは108銘柄 | FXは82銘柄 | ||||
最低入金金額 | なし | 1,000ドル | ||||
マージンコール | 60% | 30% |
となりますが、上記で紹介したようにコスパなどを考えると、赤文字で書いたスタンダードかプロ口座の2択を利用するといいでしょう。
下記はそれぞれの口座の共通仕様です。
各口座の共通点 | |||||
---|---|---|---|---|---|
スプレッド | 変動 | ||||
最大レバレッジ | MT5は2,000倍 MT4は無制限 | ||||
注文方式 | 成行約定 | ||||
最低取引量 | 0.01lot(1,000通貨) | ||||
最大ポジション | 無制限 | ||||
取引ツール | MT4/MT5 | ||||
証拠金維持率 | 100%以下で強制ロスカット | ||||
ボーナス | なし | ||||
両建て | 可能 | ||||
スキャルピング | 可能 | ||||
口座の通貨 | 円・ドル・ユーロなど44種類 |
MT4口座にすればレバレッジは無制限となるので、MT5口座の2,000倍もあれば十分だと思いますが、間違えないようにしておきましょう。
ただしMT4で無制限レバレッジを利用するには以下の条件が必須となります。
- 取引口座内の残高は1000USD未満であること。
- すべての取引口座(MT4,MT5含む)の合計取引量は5ロット(50万通貨)以上であること。
- 過去に決済された注文実績の合計数が、指値注文を除いて10回以上であること。
ということで、口座を開設しても実績を作らなければ無制限レバレッジは利用出来ないということになるのです。
海外FXの大手はこの約定力が弱いのが特徴的なので、Exnessもまさに該当する業者と言えます。
下記はドル建て口座でトレードした際の損益の表示です。
ロスカットは0%なので資金ギリギリまで粘れますが、そんなトレーダーにならないようしっかり損切することが大切です。
ゼロカットも採用していて、これは相場の急変動時に、口座残高がマイナスになっても0円にしてくれるシステムのことを言います。
ただし「ロスカット0%=ゼロカット」なので、単純にロスカットされても追証がないという認識でいればいいでしょう。
スタンダード口座の選び方
Exnessのスタンダード口座は3種類ありますが、下記を見てもらえれば分かるようにセントとプラスの口座開設は出来ません。
サポートに確認したところ、
- 日本でのスタンダードセント口座はご利用できません。
- 公認の提携企業に属するお客様限定の口座となります。
という回答だったので、スタンダードプラスで特典をもらうには、上記の公認された提携企業のみの優遇措置となります。
プロスプレッドの口座のほうがスプレッドが狭いのですが、最低1,000ドル必要なので資金を用意出来ない人はこのスタンダード口座からのスタートとなります。
ボーナスやキャッシュバックなどの特典はないので、ハイレバレッジと低スプレッドでの取引がメインとなります。
後はマージンコールの差ぐらいしかないので、ここで資金を稼いでプロ口座に資金移動を行うとよいでしょう。
スタンダード口座に向いている人
- 資金が10万円以下の人
- プロ口座とスプレッドを比べたい人
- ストラテジープロバイダーを始めてみたい人
が該当します。
プロ口座の選び方
資金が10万円以上用意出来る人はこのプロ口座をメインにトレードしていきます。
もちろんスタンダード口座で10万円以上稼ぐことが出来たら、プロ口座へ資金移動をしてトレードを切り替えるといいでしょう。
最初の紹介したようにスプレッドも狭く取引手数料も無料なので、日本のFXのコストに近い口座と言えます。
後は下記でも紹介しているように、早朝時や週末時のスプレッドがかなり拡大するので、大きなロット数を持った際にはなるべく次の日や次週までの持ち越しは避けるべきと言えるでしょう。
この口座もレバレッジ無制限を利用したければ、取引ツールはMT4を利用するのですが、MT5でもレバレッジ2,000倍もあるので十分ではないでしょうか。
ロースプレッドとゼロ口座の二つの口座の存在理由は特にないので、割愛しておきます。
プロ口座に向いている人
- 資金が10万円以上の人
- スタンダード口座で10万円以上稼げた人
- とにかく低コストでFX取引を行いたい人
が該当します。
ソーシャル口座
Exnessでコピートレードやストラテジープロバイダーを始めるにはいくつか条件があります。
- ソーシャルスタンダード口座は最低500ドルの入金が必要
- ソーシャルプロ口座の場合は最低2,000ドルの入金が必要
また口座開設をした後に、本人確認書類や住所確認書類、経済状況プロフィールの認証が必要となっています。
また最後に取引を行ってから、7日以上期間が空くとソーシャル口座の利用は出来ません。
そして最低10回以上の取引をExnessで実践していないと利用も出来ません。
また最初の注文が30日以上前に行われている必要があるので、ある程度の経験値が必要と言う事になります。
ちなみに手数料は5~50%の設定が可能なので、コピートレード側には手数料負担が大きいけど、ストラテジープロバイダー側に立てば美味しい手数料が稼げるということになります。
デモ口座の特徴
Exnessのデモ口座は以下の口座で仮想取引が可能です。
- スタンダード
- ロースプレッド
- ゼロ
- プロ
デモ口座のレバレッジは下記表でまとめてみました。
デモ口座のレバレッジ | ||
---|---|---|
2,000 | 1,1,000 | 1,000 |
1,000 | 800 | 600 |
400 | 200 | 100 |
88 | 50 | 20 |
10 | 2 | – |
かなり細かく設定できるのですが、デモなのであまり意味はないような気がします。
どちらかというとレバレッジ2,000倍で、自己資金に対して何枚(lot)持てるのかを試してみるといいでしょう。
自己資金もスタートは500という初期設定ですが、口座の通貨を円にすれば500円、ドルにすれば500ドルからのスタートとなり、数値も任意で設定可能です。
取引ツールはMT4とMT5両方利用できるので、どちらも利用したことが無い人はこのデモ口座で使い勝手を見て見るといいでしょう。
参考記事
デモ口座に向いている人
- MT4やMT5をまだ利用したことが無い人
- 自己資金に対して、何枚取引できるかを調べたい人
- ハイレバレッジ取引が怖いので、仮想のお金で体験してみたい人
が該当します。
高金利通貨のスプレッド
高金利通貨はスワップは高いですが、コストも高いのが一般的です。
中長期保持の銘柄なので取引回数が絞られるためどこの業者も辛目の設定となっています。
下記は公式サイトで掲載している平均値のスプレッドです。
Exnessの高金利通貨 | |||
---|---|---|---|
銘柄 | スタンダード口座のスプレッド | プロ口座のスプレッド | |
EUR/MXN | ユーロ/ メキシコペソ | 937.7pips | 586.1pips |
EUR/ZAR | ユーロ/ 南アフリカランド | 540pips | 337.5pips |
USD/RUB | 米ドル/ ロシアルーブル | 329.1pips | 205.7pips |
USD/ZAR | 米ドル/ 南アフリカランド | 194.4pips | 121.5pips |
GBP/ZAR | ポンド/ 南アフリカランド | 503.2pips | 314.5pips |
GBP/MXN | ポンド/メキシコペソ | 1094.6pips | 684.2pips |
AUD/ZAR | オーストラリアドル/ 南アフリカランド | 337pips | 210.6pips |
AUD/MXN | オーストラリアドル /メキシコペソ | 628pips | 392.5pips |
NZD/ZAR | ニュージーランドドル/ 南アフリカランド | 529.4pips | 330.9pips |
CHF/MXN | スイスフラン / メキシコペソ | 904.6pips | 565.4pips |
CHF/ZAR | スイスフラン / 南アフリカランド | 299.5pips | 187.2pips |
CAD/MXN | カナダドル /メキシコペソ | 701pips | 438.2pips |
現在はメキシコクロス、南アフリカクロス、ルーブルクロスが高金利通貨の代表格なので、クロス円でスワップを狙う時代は終わったと言えます。
MT5/MT4でそれぞれのスワップを確認する方法は、下記で紹介しています。
仮想通貨のスプレッド
Exnessは仮想通貨の取り扱いもあるので、チャンスがあれば参入してみるといいでしょう。
仮想通貨 | |||
---|---|---|---|
銘柄 | スタンダード | プロ | |
BTC/USD | ビットコイン / 米ドル | 126 | 71.9 |
BCH/USD | ビットコインキャッシュ/ 米ドル | 2.6 | 1.6 |
BTC/JPY | ビットコイン/円 | 177.3 | 83.3 |
BTC/KRW | ビットコイン/ウォン | 3230.9 | 1625.1 |
ETH/USD | イーサリアム/米ドル | 4.1 | 2.0 |
LTC/USD | ライトコイン/ 米ドル | 2.5 | 1.5 |
XRP/USD | リップル/ 米ドル | 11.6 | 4.6 |
実際のリアルなスプレッドをスクリーンショットで紹介しておきますので、違いを見比べてみてください。
スタンダード口座の仮想通貨7銘柄
プロ口座の仮想通貨
平均値とはだいぶバラ付きがあるので、実際に仮想通貨取引を考えている人は参考になると思います。
エネルギーとゴールドなどの貴金属
エネルギー銘柄取り扱いは少ないですが、貴金属の銘柄は多く取り揃えられています。
エネルギー | スタンダード | プロ | |
---|---|---|---|
UKOIL | ブレント原油 | 9.7 | 6.0 |
USOIL | 原油 | 8.6 | 5.4 |
貴金属 | スタンダード | プロ | |
XAG/AUD | 銀/豪ドル | 30.6 | 19.1 |
XAG/EUR | 銀/ユーロ | 28.4 | 17.8 |
XAG/GBP | 銀/ポンド | 26.0 | 16.3 |
XAG/USD | 銀/ドル | 3.2 | 2.0 |
XAU/AUD | 金/豪ドル | 537.4 | 335.9 |
XAU/EUR | 金/ユーロ | 493.6 | 308.5 |
XAU/GBP | 金/ポンド | 454.2 | 283.9 |
XAU/USD | 金/ドル | 50.4 | 31.5 |
XPD/USD | パラジウム | 752.5 | 469.8 |
XPT/USD | プラチナ | 67.0 | 41.9 |
少し取引量が狭い銘柄になると、かなりスプレッドが拡大しています。
品揃えのために置いてあるのかわかりませんが、ここまで広いと取引する人がいるのかな?という印象を受けます。
株式指数(インデックス)のスプレッド
インデックスの取り扱いもありますが、これまでの品揃えを見るとやや少なめの印象を受けます。
株式指数(インデックス) | |||
---|---|---|---|
銘柄 | スタンダード | プロ | |
JPN225 | 日経225 | 9.9 | 6.2 |
USTEC100 | USTech100 | 41.5 | 25.9 |
US30 | US Wall Street30 | 7.2 | 4.5 |
US500 | US SPX500 | 13.2 | 8.2 |
UK100 | イギリス100 | 72.7 | 45.4 |
AUS200 | オーストラリア200 | 67.7 | 42.4 |
FRA40 | フランス40 | 28.1 | 17.6 |
DE30 | ドイツ30 | 6.0 | 3.8 |
HK50 | 香港50 | 36.6 | 22.9 |
STOXX50 | EU Stocks 50 | 17.5 | 10.9 |
流石にこの辺りのスプレッドは、世界的にも一定の取引があるため落ち着いた広さを提供していますが、それでも毎日取引できるレベルの銘柄は少なめと言えます。
後は株式もいくつか銘柄が揃っていますが、ここでは省略をしておきます。
週末クローズ時と早朝時
Exnessは早朝や週末のマーケットクローズ時にはスプレッドが拡大するのかどうかを調べてみました。
対象口座はスタンダード口座とプロ口座です。
早朝時のスタンダード口座の28銘柄のスプレッド一覧
プロ口座28銘柄一覧
週末マーケットクローズ時のスタンダード口座の28銘柄のスプレッド一覧
プロ口座28銘柄一覧
調査した結果早朝や週末両方ともかなりスプレッドは拡大しています。通常時と比べるとこの広がり具合は他社と比べても広めと言えます。
あらかじめこれくらいスプレッドが広がると言う情報をインプットしておけば、ハイレバレッジで次の日や翌週にポジションを持ちこすということがハイリスクと言う事を知っておきましょう。
調査した感想
今まで数十社調べた海外FX業者の中では、かなり高いコストパフォーマンスを誇る業者と言えます。
ただしボーナスキャンペーンなどを実施していないので、日本での知名度があがるかどうかはやや疑問が残ります。
ブロガーやトレーダーなどがここをおすすめしだすと、爆発的な人気が出そうなスペックを搭載していると言えます。
後は早朝と週末時のスプレッドの広がり具合が大きかったので、資金がギリギリのトレーダーには注意が必要と言えます。
まとめ
以上がExnessのスプレッド一覧&口座タイプの種類と選び方でした。
おさらいをしておくと
- スタンダード口座とプロ口座以外のコストは割高なので、利用価値はなし
- プロ口座のスプレッドの狭さは業界最高レベル
- 早朝や週末時のスプレッドはかなり拡大するので持ち越しには要注意
など。口コミやSNSなどでここが噂になれば、おそらくかなりのインパクトがあるコストパフォーマンスなので、後はしっかりとした日本語サポート待ちといったところでしょうね。
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