FXGTのスプレッド一覧&口座タイプの特徴
FXGTはまだ新しい海外FX業者なので、ボーナスキャンペーンを多く実施しているのですがコストパフォーマンスはあまりよろしくないのが特徴と言えます。
ここではMT5口座一つしかないFXGTの口座の特徴からスプレッドまでを調べてみましたので、利用を考えている人は参考にしてみてください。
以前と比べてサーバーも強化され、コスパの良い口座も出てきたのでキャンペーン狙いで利用するといいでしょう。
記事中にはステマ規制に伴い下記のように、バナー広告やテキストリンク広告やボタン広告が含まれています。あらかじめご了承ください。
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FXGTの主要銘柄のスプレッド
ここでは実際にFXGTの口座開設をして、取引ツールのMT5をインストールして調べたリアルスプレッドを表でまとめてみました。
ここでの注意点は
- 取引手数料はECN口座以外日本のFX会社同様無料なので、下記スプレッドが実質コストとなります。
- ECN口座は取引手数料が往復10ドルかかるので、下記では+1.0pipsで加算しています。
FXGT 主要銘柄のスプレッド | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
クロス円 | ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 | カナダドル円 | スイスフラン円 |
セント口座 | 2.0pips | 2.4pips | 3.6pips | 3.3pips | 4.8pips | 3.6pips | 4.2pips |
ミニ口座 | 1.8pips | 2.2pips | 3.6pips | 3.0pips | 3.0pips | 3.4pips | 3.3pips |
スタンダード口座 | 1.6pips | 2.2pips | 3.0pips | 2.8pips | 2.8pips | 2.8pips | 2.8pips |
FX専用口座 | 1.6pips | 2.2pips | 3.0pips | 2.8pips | 2.8pips | 2.8pips | 2.8pips |
ECN口座 | 1.3pips | 1.7pips | 2.2pips | 2.1pips | 2.2pips | 2.0pips | 2.8pips |
次はドルストレートなど
ドルストレート他 | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | NZD/USD | USD/CAD | USD/CHF |
---|---|---|---|---|---|---|
セント口座 | 1.9pips | 2.6pips | 2.4pips | 2.6pips | 2.5pips | 2.2pips |
ミニ口座 | 1.7pips | 2.2pips | 2.1pips | 2.5pips | 2.3pips | 2.2pips |
スタンダード口座 | 1.6pips | 1.8pips | 1.6pips | 2.5pips | 2.1pips | 2.1pips |
FX専用口座 | 1.6pips | 1.8pips | 1.6pips | 2.5pips | 2.1pips | 2.1pips |
ECN口座 | 1.3pips | 1.4pips | 1.5pips | 1.8pips | 1.6pips | 1.5pips |
ここは資金があまり用意出来ないトレーダーが、ボーナス特典を活かして取引回数を抑えてトレードしていくスタイルが一般的となりそうですかね。
次はユーロクロスやポンドクロスなど
ユーロクロス | EUR/GBP | EUR/AUD | EUR/NZD | EUR/CAD | EUR/CHF |
---|---|---|---|---|---|
セント口座 | 2.1pips | 3.6pips | 4.8pips | 4.8pips | 2.2pips |
ミニ口座 | 2.2pips | 3.6pips | 4.2pips | 3.3pips | 2.2pips |
スタンダード口座 | 2.2pips | 2.9pips | 3.8pips | 3.3pips | 2.1pips |
FX専用口座 | 2.2pips | 2.9pips | 3.8pips | 3.3pips | 2.1pips |
ECN口座 | 1.6pips | 2.5pips | 3.6pips | 2.8pips | 1.8pips |
ポンドクロス他 | GBP/NZD | GBP/AUD | GBP/CAD | GBP/CHF | CAD/CHF |
セント口座 | 6.5pips | 5.8pips | 5.3pips | 5.4pips | 3.9pips |
ミニ口座 | 5.6pips | 3.9pips | 4.5pips | 4.0pips | 3.6pips |
スタンダード口座 | 5.2pips | 3.3pips | 4.5pips | 3.2pips | 3.0pips |
FX専用口座 | 5.2pips | 3.3pips | 4.5pips | 3.2pips | 3.0pips |
ECN口座 | 3.9pips | 3.1pips | 3.6pips | 3.7pips | 2.7pips |
豪ドル・NZドルクロス他 | AUD/NZD | AUD/CHF | AUD/CAD | NZD/CAD | NZD/CHF |
セント口座 | 4.4pips | 3.8pips | 4.5pips | 4.5pips | 4.8pips |
ミニ口座 | 3.6pips | 3.4pips | 2.8pips | 3.7pips | 3.9pips |
スタンダード口座 | 3.3pips | 2.5pips | 2.6pips | 3.5pips | 3.4pips |
FX専用口座 | 3.3pips | 2.5pips | 2.6pips | 3.5pips | 3.4pips |
ECN口座 | 2.7pips | 2.6pips | 2.3pips | 2.5pips | 2.7pips |
スクリーンショットで調べたFXGTの28銘柄のスプレッドは下記画像になります。
その他の海外FX業者とスプレッドを比べてみたい人は、下記でチェックすることが出来ます。
私が調べた数十社の中では、ワーストレベルのコストパフォーマンスを提供しているという結果となっています。
海外FX会社のボーナスをほとんど利用して、ボーナス目当てで取引するかどうかでここの利用を判断するしかないと言えます。
FXGTの口座の特徴
FXGTの口座タイプは、海外FXでは珍しい1種類のみの構成となっています。
海外FXでは基本的には口座の数が多すぎるぐらいあるので、どの口座を選べばいいのか悩む点では1種類の口座というのは大きなメリットと言えます。
その口座の主な特徴は
各口座の比較 | |||||
---|---|---|---|---|---|
口座名 | セント | ミニ | スタンダード | FX専用 | ECN |
最低入金金額 | 5ドル | 250ドル | |||
口座の通貨 | ドル・EUR | 円・ドル・EUR・BTC・ETH・XRP・USDT | |||
取引手数料 | 無料 | 往復10ドル | |||
マージンコール | 証拠金維持率が50%割れで警告 | 証拠金維持率が70%割れで警告 | |||
証拠金維持率 | 20%以下で強制ロスカット | 40%以下で強制ロスカット | |||
最大取引量 | 4,000lot | 500lot | 200lot |
という仕様で、FXの通貨は48種類まで取引可能です。
最低入金金額が5ドルと言う設定もやはり、少額トレーダー向けの仕様と言えます。
各口座の共通点 | |
---|---|
最大レバレッジ | 1,000倍 |
スプレッド | 変動 |
両建て | 同一口座内であれば可能 |
スキャルピング | 可能 |
取引ツール | MT4のみ |
最低取引量 | 0.01lot(1,000通貨) |
取引ツール | MT5のみ |
銘柄の種類 | FX48通貨(セント口座はFXのみ)・仮想通貨30通貨・CFD66銘柄 |
FXの取引時間 冬 | 月曜日 7:00 ~ 土曜日 6:59 |
FXの取引時間 夏 | 月曜日 6:00 ~ 土曜日 5:59 |
取引ツールはMT5しか利用は出来ませんが、MT4だと現在8時間足や2時間足のチャート表示が出来ないので、MT4しか利用できない海外FX業者と比べると一歩進んだツールを利用できると言う点です。
口座全体を見ると一般的なスペックですが、証拠金維持率が50%とその他の海外FX業者と比べても高めの設定なのがデメリットと言えますね。
証拠金維持率が50%でハイレバレッジ取引を行うと、それなりに口座残高が必要ということになります。
注文方式はSTP方式を採用しているので、約定力はあまり期待できない仕様と言えます。
STP方式はECN方式と比べると、約定スピードと約定力が弱く、早朝やクリスマス休暇時などは約定拒否(リクオート)などが発生する場合があります。
口座の通貨は「円建て」「ドル建て」「ユーロ建て」とありますが、仮想通貨で選ぶと
- 「BTC」
- 「ETH」
- 「XRP」
- 「USTD」
なども選択可能です。口座の通貨選びの意味を知りたい人は、下記記事でまとめています。
デモ口座の特徴
FXGTではデモ口座も利用可能となっています。
登録をしてみるとレバレッジは5倍・10・25・50・100・200・500倍と7段階の設定が可能でした。
しかし仮想のお金の金額の設定は出来なかったので、実際にデモ口座へログインすると、初期のお金は1千万円からのスタートと言う仕様でした。
設定が完了すると以下のデモ口座情報が登録したメールに送られてきます。
下記でMT5のインストールからログインまでの手順を紹介していますので、まずはデモ口座から始めてみるといいでしょう。
実際にMT5アプリの気配値を見て見ると、初期は仮想通貨の銘柄のみが表示されていました。
印象としては「スプレッドの変動が早い」というところで、注文を通しても注文時のレートとかなりズレがありそうなほどの目まぐるしい動きをしていました。
GIFか動画で紹介すればいいのでしょうが、そこまでのブログスキルがないので、ご自分でデモ口座を開設してチェックしてみてください。
ということでここは仮想通貨取引もメインの業者なので、ここからはCFDや高金利通貨などのスプレッドを紹介していきます。
仮想通貨のスプレッド
FXGTは仮想通貨取引も可能ですが、コストパフォーマンスは果たしてどうでしょうか?
種類も大幅に増えましたので、メイン通貨のスプレッドを各口座で比べてみました。
ただし公式サイトが示す最低スプレッドなので、この値より高めのレートを示すと思っておきましょう。
仮想通貨 | |||||
---|---|---|---|---|---|
銘柄名 | 日本語表記 | ミニ | スタンダード | ECN | |
BTC/USD | ビットコイン/米ドル | 1500 | 1500 | 1350 | |
BTC/JPY | ビットコイン/円 | – | 2000 | 1350 | |
ETH/USD | イーサリアム/米ドル | 150 | 120 | 108 | |
ETH/JPY | イーサリアム/円 | – | 130 | 117 | |
ETH/BTC | イーサリアム/ビットコイン | – | 45 | 0.000018 | |
XRP/USD | リップル/米ドル | 15 | 125 | 0.00225 | |
XRP/JPY | リップル/円 | – | 0.12 | 0.315 | |
XRP/BTC | リップル/ビットコイン | – | 5 | 0.000000108 | |
LTC/USD | ライトコイン/米ドル | 35 | 130 | 0.378 | |
LTC/JPY | ライトコイン/円 | – | 15 | 49.5 | |
LTCBTC | ライトコイン/ビットコイン | – | 9 | 0.0000081 | |
BCH/USD | ビットコインキャッシュ/米ドル | – | 72 | 0.63 | |
BCH/JPY | ビットコインキャッシュ/円 | – | 68 | 61.2 |
スタンダード口座のリアルレートをMT5で調べたスクリーンショット
このようにレート表示にはバラ付があるので、表示自体の安定性は高いのですが公式サイトの最小値には期待が出来ないと言う事が分かります。
とにかく動きが早いので、正確なスプレッド情報を書くことは難しいと感じた印象を受けました。
高金利通貨のスプレッド
高金利通貨と言えば、スプレッドは広いのが特徴的で、スワップ狙いのトレーダーはしっかりとした資金があれば金利を狙って稼ぐことも可能です。
FXGTは現在5口座あるのですが、セント口座に高金利通貨はありません。
EUR/TRYだけ何故かECN口座のスプレッドが狭いという謎仕様となっています。
高金利通貨 | |||
---|---|---|---|
銘柄 | ミニ・スタンダード口座・FX専用口座 | ECN口座 | |
USD/ZAR | 101.9pips | ||
USD/RUB | 31.0pips | ||
USD/MXN | 121pips | ||
USD/TRY | 206.9pips | ||
TRY/JPY | 2.9pips | ||
EUR/TRY | 150pips | 132pips |
代表的な銘柄のスプレッドをスクリーンショットで貼り付けてみましたので、上記公式サイトの最小値と比べてみてください。
高金利通貨6銘柄のスプレッド一覧
FXGTで中長期にスワップを狙う人は、上記銘柄がおすすめですが、かならずプラスのスワップになるとは限りません。
スワップは日々変動するので、政変ニュースなどが入った時はかならずスワップポイントをチェックしておきましょう。
高金利通貨のスワップのMT5での確認方法は下記記事で紹介しています。
ゴールドなどのメタル・エネルギーのスプレッド
FXGTでは下記貴金属やエネルギー銘柄での取引も可能です。
下記は最小スプレッドなのであくまで参考値となりますが、ECN口座だけ取引手数料がかかるので、下記では手数料1ドルにつき0.1pipsを加算したものを表記しています。
貴金属とエネルギー | ||||
---|---|---|---|---|
銘柄 | 日本語訳 | ミニ口座 | スタンダード・FX専用口座 | ECN口座 |
XAG/USD | シルバー/ドル | 3.0pips | 2.5pips | 3.6pips |
XAU/USD | ゴールド/ドル | 3.0pips | 2.5pips | 3.4pips |
UKOIL | ブレント原油 | 1.0pips | 1.0pips | 1.8pips |
USOIL | WTI原油 | 1.2pips | 1.2pips | 1.8pips |
NGAS.S | 天然ガス | 4.0pips | 3.4pips | 1.8pips |
公式サイトの平均値はあてにならないので、スクリーンショットでMT5から貼り付けたスタンダード・FX専用口座のリアルなスプレッドは下記になります。
公式サイトの表示は最小値とはいえ、まったくかけ離れたスプレッドになっています。変動スプレッドのコストの把握のしずらさが出た結果となっています。
人気のゴールドなども取引可能なので、CFDメインで取引するかどうか悩む所と言えますかね。
インデックス
今度は公式サイトに書かれているインデックスの最小値を比べてみました。
ここでもECN口座だけ取引手数料がかかるので、1ドルにつき+1.0pipsを加算しています。
インデックス(株価指数) | ||||
---|---|---|---|---|
銘柄 | ミニ | スタンダード・FX専用口座 | ECN | |
JP225(日経225) | 1.2pips | 1.2pips | 1.4pips | |
US30(米ダウ30) | 28pips | 30.0pips | 0.6pips | |
US100(米ナスダック100) | 25pips | 30.0pips | 0.6pips | |
US500(米S&P500) | 6.5pips | 7.5pips | 0.6pips | |
UK100(英FTSE100) | 12.0pips | 32.0pips | 0.8pips | |
GER40(独DAX40) | 25.0pips | 30.0pips | 0.8pips | |
FRA40(仏カック40) | – | 32.0pips | 0.8pips | |
AUS200(豪S&P/ASX200) | – | 25.0pips | 0.8pips | |
VIX | 55.0pips | 50.0pips | 0.1pips |
下記はインデックス銘柄のスタンダード・FX専用口座のリアルスプレッドとなります。
CFD全体の銘柄数はまずまずの品揃えですが、コスパ的にもいまいちなので、全体的に利用頻度は少なめになりそうな印象を受けました。
今度は流動性が低い時間帯のスプレッドの広がり具合を調べてみました。
早朝時・週末時の変動幅
FXGTのスタンダード口座、早朝時のスプレッド28銘柄の広がり具合は下記となりました。
この時間帯でのトレードはストップ狩りと噂される時間帯ですから、勘違いしないように拡大具合をチェックしておきましょう。
通常時と早朝時・週末時のスプレッド比較 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
通貨 | 通常時 | 早朝時 | 週末時 | 通貨 | 通常時 | 早朝時 | 週末時 |
USD/JPY | 1.6pips | 2.0pips | 3.0ips | EUR/USD | 1.6pips | 1.8pips | 2.9pips |
EUR/JPY | 2.2pips | 2.7pips | 4.9pips | GBP/USD | 2.2pips | 3.0pips | 2.9pips |
GBP/JPY | 3.5pips | 4.5pips | 5.6pips | AUD/USD | 1.8pips | 2.0pips | 3.3pips |
AUD/JPY | 3.0pips | 3.4pips | 5.5pips | USD/CHF | 2.2pips | 3.0pips | 3.4pips |
都度広がり具合は変わるので、目安として参考にしてください。
上記のように広がっている銘柄もあれば、あまり変わらない銘柄もあります。
0.0pips~2.0pipsぐらいが早朝時にはスプレッドが広がる傾向にあるようです。
FXGTの週末時のスプレッド28銘柄の広がり具合
早朝時と比べても週末時の広がり具合はかなり拡大しています。
そうはいっても他社と比べると、週末の拡大スプレッドはまだおとなしめの傾向が見られました。
やはり通常時のスプレッドが高い海外FX業者は、週末時にはそこまで広がらないのでしょうかね。
利用者のスプレッドに対する口コミ
あまり良いコストパフォーマンスを提供していなかったので、実際にFXGTを利用している人のスプレッドに対する口コミをいくつか拾ってきました。
全体的に見ても意外と利用者が多かったのが特徴的でした。
救いがあるとしたらビットコインのコスパのみだったので、ビットコイントレーダーであれば利用を考えていいのかもしれません。
どちらにしろコスパで選ぶ海外FX業者ではないということですかね。
仮想通貨取引メインの人が利用するかどうかで、FX取引の人はボーナス利用をしないと旨味はないという印象ですかね。
早朝時にはそこまでスプレッドが広がっていなかったので、まれに大きく動く早朝時の取引をここで狙ってみると面白いと言えるでしょう。
FXGTは変動スプレッドなのですが、実際に目視してみると1秒ぐらい固定で表示されている状態をちらほら見かけます。
まとめ
以上がFXGTのスプレッド一覧&口座タイプの特徴でした。
おさらいをすると
- 証拠金維持率は50%なので、余裕を持った資金管理が必要
- ECN口座の登場でコストパフォーマンスは改善された
- スプレッドのレート表示も動きが激しい
- メインはFX専用口座とECN口座になりそう
- 仮想通貨だけの利用が賢明と言える仕様かな
後は入金ボーナスを併用して、値動きが大きいユーロクロスやポンドクロスをトレードするなら、ここFXGTを利用してみるといいでしょう。
仮想通貨のスプレッドは激しく動くので、初心者であれば最初は少ない枚数でトレードをするよう心掛けるといいでしょう。
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