XMTradingのレバレッジの特徴&変更方法と規制・口座残高制限を解説
まずは最大1,000倍を誇るXMTradingのFX銘柄における最大レバレッジから、選択・変更が出来るレバレッジの倍率です。
そして口座残高の増加で落とされるレバレッジの割合を、それぞれの口座ごとで表にまとめてみました。
XMのFX銘柄とのレバレッジ早見表 | |||||
---|---|---|---|---|---|
口座名 | 最大レバレッジ | 口座残高の増加によるレバレッジ制限 | 選択・変更できるレバレッジ | ||
マイクロ口座 | 1,000倍 | 2万1ドル以上で
200倍にダウン |
10万1ドル以上で
100倍にダウン |
1,000・500・400・300・200・100・66・50・25・20・15・10・5・3・2・1 | |
スタンダード口座 | |||||
ゼロ口座 | 500倍 | 500・400・300・200・100・66・50・25・20・15・10・5・3・2・1 |
CFDのGOLD(ゴールド) とSILVER(シルバー)も上記条件が当てはまります。
上記レバレッジが適用されない例外のFX銘柄は、全口座共通で下記の倍率になります。
例外のFX銘柄 | ||
---|---|---|
400倍 | CHF/JPY・USD/CHF・EUR/CHF・GBP/CHF | |
CAD/CHF・AUD/CHF・NZD/CHF | ||
100倍 | USD/TRY・EUR/TRY | |
50倍 | USD/DKK・USD/HKD・USD/CNH・USD/RUB | |
EUR/DKK・EUR/HKD・EUR/RUB・GBP/DKK |
ちなみに
という計算式が該当しますので、ボーナスやFXで決済した際の利益も加算されることを知っておきましょう。
記事中にはステマ規制に伴い下記のように、バナー広告やテキストリンク広告やボタン広告が含まれています。あらかじめご了承ください。
スポンサーリンク
CFDのレバレッジ早見表
XMtradingのCFD銘柄などは全口座共通で口座残高によるレバレッジ制限は受けないため、下記レバレッジが変わることなく取引が可能です。
銘柄ごとや現物と先物でそれぞれ異なるので、勘違いしないよう注意しておきましょう。
CFD現物と先物のレバレッジ | |
---|---|
200倍 | 現物 JP225Cash・先物 JP225 |
100倍
現物インデックス |
AUS200Cash・EU50Cash・FRA40Cash・GER30Cash |
SPAIN35Cash・SWI20Cash・UK100Cash・US100Cash | |
IT40Cash・NETH25Cash・US30Cash・US500Cash | |
100倍
先物インデックス |
EU50・FRA40・GER30・SWI20・UK100 |
US100・US30・US500・USDX | |
約66.67倍 | BRENT・OIL・OILMn |
50倍 | コモディティ8種類・現物 POL20Cash |
約33.3倍 | GSOIL・NGAS |
約22.22倍 | PALL・PLAT |
10倍 | 現物 GRE20Cash |
レバレッジが約~倍というのは、公式サイトに記載してあるレバレッジは必要証拠金率の%で表示されているからです。
CFD商品の証拠金計算式を紹介しておきますが、1lotは10万単位になるので日本のFXと混在しないよう気を付けましょう。
コントラクトサイズとは公式サイトに掲載してある、その銘柄に対しての「1ロットあたりの価値」を指します。
ちなみに現在取り扱いが中止になった仮想通貨は、レバレッジ5倍で取引が出来ていました。
口座が一つの場合のレバレッジ変更方法
今度はXMtradingにログインしてからのレバレッジ変更方法を紹介しておきます。
口座残高の増加によるレバレッジ制限を受けて制限を解除した場合も、この手順に従って変更してください。
口座が一つしかない場合は上段メニューの「口座」→「レバレッジの変更」をクリックします。
すると下記変更可能なレバレッジの一覧が出てくるので、変更したいレバレッジのチェックボックスにチェックを入れて、「リクエスト送信」をクリックします。
とりあえずここでは「200倍」に変更して「リクエスト送信」をクリックします。
すると上記のように「お口座・・・・のレバレッジを1:200に変更しました」というメッセージが出たら終了です。
登録メールにも「レバレッジ変更依頼受付通知」という件名で、レバレッジを変更した案内が届いていると思います。
次は複数口座がある場合の変更方法を紹介しておきます。
複数口座がある場合のレバレッジ変更方法
今度は複数の口座を保持している場合でレバレッジを変更する手順を紹介しておきますが、もちろん単一口座しかない場合でも同じ手順で変更可能です。
XMtradingにログインして、ダッシュボード中段に進むと「マイアカウントの概要」という画面が出てきます。
ここにご自分が開設した複数の口座の一覧が表示されていると思います。
画面右端にある「アクション」下の「オプションを選択する」をクリックすると、「レバレッジ変更」という項目が出てくるのでクリックします。
するとレバレッジの一覧が出てくるので、変更したいレバレッジの倍率のチェックボックスにチェックを入れて、「リクエスト送信」をクリックするだけです。
後は下記のようにメッセージが出たら完了です。
もう一つ変更方法はあるのですが、それはもう少し下の記事で紹介しています。
レバレッジ変更や制限の注意点
XMtradingのレバレッジは冒頭でも紹介しましたが、1~1,000倍まで設定が可能です。
その際にいくつか注意点があるので紹介しておきます。
- レバレッジを変更しても影響を受けるのは冒頭で紹介したFX銘柄と貴金属のみ
- ゴールドとシルバー以外のCFD商品はレバレッジの変更は出来ない
- ゴールドとシルバー以外のCFD商品は、口座残高が増える事によるレバレッジ制限は受けない
- XMtradingが強制的にレバレッジ規制をかけて強制的に変更するメールが届く
ということは口座のレバレッジを10倍にしても、ゴールドとシルバー以外のCFD商品はレバレッジ変更の影響を受けないということになります。
後はXMtradingが何かしらイベントの際にレバレッジを強制的に下げると言う案内が届きます。
最近では2019年12月12日に行われたイギリス総選挙時に、全てのGBP通貨ペアクロスをレバレッジ200倍まで下げるという「案内メール」が届きました。
このXMtradingのレバレッジ強制縮小が実施された場合、証拠金維持率が20%を下回った場合強制ロスカットされてしまいます。
この場合は上記レバレッジ強制縮小が実施されると証拠金維持率は20%を割ってしまうため、ロスカットされてしまいます。
こういったXMtradingが実施した強制レバレッジ縮小ケースを、過去の事例とともに今後の材料として覚えておくといいでしょう。
- 日本の衆議院選挙
- トルコ憲法改正国民投票
- フランス大統領選挙
- イギリス総選挙
- フランス国民議会選挙
上記を見ると要するに選挙絡みのイベントが発生した場合には、XMtradingがレバレッジ規制をかけてくると言う事です。
これらの選挙などのイベント情報は経済カレンダーなどには掲載していない場合が多いので、FXニュースなどを定期的にチェックして関連銘柄の取引を慎重に行う必要があるということです。
口座残高の増加によるレバレッジ制限
冒頭でも紹介しましたがXMtradingでは口座残高が増えると、レバレッジが自動で制限されてしまいます。
簡単にポイントを紹介しておくと
- ボーナス(クレジット)や利益分も口座残高に含まれる
- 複数口座がある場合は、総合計の口座残高で制限を受ける
- ゴールドとシルバー以外のCFD銘柄は影響を受けない
といったところです。
マイクロ口座やスタンダード口座で1,000倍のレバレッジで取引していても、口座残高が約200万円を超えるといきなり「レバレッジ200倍」まで落とされます。
後は最大5,000ドルまである入金ボーナスも証拠金扱いとなるため、レバレッジ制限の対象となります。
という解釈でいれば簡単に制限の内容を理解できると思います。
レバレッジ制限の解除方法
口座残高の増加でXMtradingからレバレッジ制限を受けた場合、制限を解除するには口座残高を減らす必要があり、下記2種類の方法が存在します。
- カードやbitwallet、海外銀行送金などによる出金で口座残高を減らす
- ボーナスがある場合は、資金移動で口座残高を減らす
というパターンを覚えておきましょう。
上記を満たした場合サポートにメールやライブチャットで連絡して、最初に紹介した「レバレッジ変更方法」に戻ってお好きなレバレッジを設定します。
その消滅条件を出金時と資金移動時で書いておくと
- 出金時には残高に対する出金の割合と同じ割合のボーナスが引かれる
- XMゼロ口座を開設しその口座に資金移動をすると、残高に対する出金の割合と同じ割合のボーナスが消滅
と言う事は現金が180万円あってボーナスが30万円分ある際には、有効証拠金は210万円となりレバレッジ制限がかかるので、
それではボーナスが残っている際に出金した場合と資金移動をした場合、どちらがお得な方法になるのかを下記例で計算してみます。
180万円から10万円の現金を出金すると
100,000÷1,800,000= 約5.56%
ボーナス300,000×0.0556=約16,680(消滅したボーナス金額)
出金金額100,000+16,680=合計116,680円
2,100,000-116,680=1,983,320円
で200万円を下回るため、レバレッジ制限の解除条件をクリアと言う形になります。
資金移動の場合は180万円から61万円の現金をゼロ口座へ資金移動すると
610,000÷1,800,000= 約33.8%
ボーナス300,000×0.338=101,400(消滅したボーナス金額)
2,100,000-101,400=1,998,600円
これで口座残高が200万円を下回るため、レバレッジ制限の解除条件を出金時同様クリアと言う形になります。
消滅したボーナスの金額を見ると、資金移動を行うほうが損をするという結果がわかりました。
レバレッジを忘れた場合の確認方法
口座開設時に自分がレバレッジの設定を何倍にしたのか忘れた人のために、それぞれの確認方法を紹介しておきます。
まずはダッシュボードにログインして、中段にある「マイアカウントの概要」まで進みます。
口座番号や残高が表示されている数字の部分のどこかをクリックします。
するとクリックした口座の概要が表示されるので、上記「レバレッジ」で現在のレバレッジを確認することが可能です。
右側にある鉛筆アイコンをクリックすると、ここでもレバレッジの変更は可能です。
MT4やMT5でレバレッジを確認する方法
今度は取引ツールのMT4やMT5で確認する方法を紹介しておきます。
パソコン版のMT4かMT5を起動します。
上記「ナビゲータ」の口座と言うツリー上に自分の口座番号があるので、そこにマウス(矢印)を合わせると、薄っすら上記のようにレバレッジを確認することが可能です。
「ナビゲータ」が表示されていない場合は、上段メニューの「表示」→「ナビゲータ」をクリックすると表示可能です。
今度はスマホアプリで確認する方法も紹介しておきます。
MT4かMT5アプリを立ち上げると、前回閉じた画面や「気配値」の画面が表示されていると思います。
上記「気配値」の左にある「三」をクリックします。
するとメニューの一覧が表示されるので、上段にある青い文字の「口座管理」をクリックします。
すると「口座」の画面に切り替わり、上記赤矢印部分にレバレッジが表示されているのを確認できます。
レバレッジ1,000倍の特徴とリスク
XMtradingのレバレッジは最大1,000倍ですが、日本のFX会社が25倍なので
と日本のFX会社と比べて「およそ35倍も取引枚数」が変わってきます。
要するに日本のFX取引だとレバレッジ25倍では1万通貨しか取引できないのに、XMtradingの1,000倍のレバレッジを効かせると、約35倍の35万通貨取引出来ると言う計算になります。
そのためハイレバレッジ取引はかなりリスクが高いので、レバレッジを上記の手順で縮小しようと考えていると思います。
例えば10万円のお金をXMtradingに入金してレバレッジ1,000倍口座で
この場合証拠金維持率が20%を下回った場合ロスカットされるので、残高が2万円を割った場合にポジションは強制決済を食らいます。
ということは1,000通貨の場合ドル円だと約800pips逆に値が動かないとロスカットされませんから、全然リスクは高くありません。
要するにハイレバレッジ取引のリスクというのは、
ということです。
10万円の資金で2lot(20万通貨)取引すると「マイナス8万円でロスカット」ですから、約40pipsポジションが逆に行った場合ロスカットされます。
と言う事で自分が取引する枚数を増やせば増やすほどリスクが高くなるのであって、レバレッジを高くすることがハイリスクという訳ではありません。
この解釈を間違えなければ、レバレッジを縮小する必要などはどこにもないのです。
この場合であればロスカット水準は80pips~160pipsに収まるので、よほど塩漬けするトレーダーでなければ30pips~50pips逆に行けば損切するのが基本です。
この取引枚数を制御できるかどうかは自分次第なので、1,000倍のハイレバレッジ取引のリスクというのは自分自身の注文枚数に左右されるということです。
レバレッジ1,000倍以上で取引する方法
XMtradingでもらえる入金ボーナスは最大で50万円ですが、このボーナスをもらうことでレバレッジがあがるという考え方が当てはまります。
資金10万円の口座残高で例を挙げてみましょう。
- ボーナス無しでレバレッジ1,000倍の取引を行う場合、ドル円が107.17銭前後であれば最大8.2lot(82万通貨)取引が行えます。
- ボーナスが2万円ある場合上記同条件であれば、12万円の証拠金扱いとなるので最大9.9lot(99万通貨)取引が行えます。
このようにボーナス2万円の有無だけで、「1.7lot」(17万通貨)も多く取引枚数を増やすことが出来るのです。
という意味ですから、この入金ボーナスはレバレッジを上げるツールとして活用できると言う事です。
ということはXMtradingのレバレッジは最大1,000倍ですが、ボーナスと同等の資金を用意すれば実質レバレッジは
となるのです。
資金20万円でボーナスが20万円であれば、レバレッジ1,776倍の取引が可能です。
と言う事はレバレッジを縮小する変更手続きをして、入金ボーナスがたくさんもらえるように入金金額を増やすのは何の意味も無いと言う事です。
下記ではそのボーナスの特徴を詳しく紹介していますから、興味がありましたら読んでみてください。
まとめ
以上がXMtradingのXMTradingのレバレッジの特徴&変更方法と規制・口座残高制限を解説でした。
おさらいをしておくと
- 口座ごとに最大レバレッジは異なる
- 最大レバレッジがその他の銘柄と異なる通貨やCFDがある
- 口座の残高制限は2万1ドル以上が全口座共通の目安
- ゴールドとシルバーはFX銘柄と同じレバレッジ制限や変更方法となる
- レバレッジを大きくしても取引枚数を増やさなければリスクは少ない
などなど。1,000倍よりもっと高いレバレッジで取引してみたい人は下記で15社分の比較をしていますので、興味があれば読んでみてください。
参考記事
スポンサーリンク
関連記事
XMの入金方法と手数料&クレジットカードとbitwalletの入金手順
まずは簡単にXMTradingの入金方法や入金手数料などを早見表でチェックしてお ...
XMのスワップポイント一覧と計算方法&稼げる銘柄をチャート分析
XMでハイレバレッジ取引でスワップを狙う方法は、エントリータイミングさえ判断を誤 ...
XMのMT5/MT4&専用アプリをダウンロード&ログインする手順
ここではXMTradingでスマホとパソコンにMT5/MT4をダウンロードして、 ...
XMのボーナスの種類と特徴&消滅事例を詳しく解説
XM(XMTrading)で海外FX取引を考えている人は、このボーナス制度につい ...
XM(XMTrading)のスプレッド一覧&口座タイプの種類と選び方
XM(XMTrading)は海外FXのデビュー門と言われている業者ですが、スプレ ...
スポンサーリンク
この記事のトラックバックURL
ブログ内を検索
海外FX業者個別記事
新着記事
出金の手順や出金拒否
ここではAXIORYの出金方法や手数料と国内・国際銀行送金による出金手順までを詳 ...ボーナスなどの特典
長い運営実績を誇るiFOREX(アイフォレックス)には入金ボーナスやキャッシュバ ...スキャルピング・両建て
Tradeview(トレードビュー)は取引において、他社と比べて見ても制限が少な ...スキャルピング・両建て
iFOREXではスキャルピング取引や自動売買の利用は残念ながら禁止事項となってい ...評価が高い海外FX会社
Tradeviewはスプレッドが狭い点や手数料の安さなどから極めて人気が高いFX ...ボーナスなどの特典
HFM(HotForex)には不定期開催の100%入金ボーナスと、使い切るまで有 ...評価が高い海外FX会社
日本ではおなじみのAxiory(アキシオリー)はどんな業者なのか、出金はきちんと ...評価が高い海外FX会社
HFM(HotForex)(ホットフォレックス)は海外でも企業的評価も高く、数々 ...評価が普通の海外FX会社
LAND-FXはどんな業者なのか出金トラブルがないのか、日本語サポートは大丈夫な ...口座タイプの種類と特徴
HFM(HotForex)は年々口座の種類も変化や進化をしていて、なおかつ世界中 ...
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません