iFOREXのレバレッジの特徴&変更方法と規制・口座残高制限を解説
ここではiFOREXのレバレッジに関する情報を色々と調べてみましたので、まずは簡単にFX銘柄に関するレバレッジ早見表から紹介していきます。
iFOREXのレバレッジ早見表 | |||
---|---|---|---|
口座名 | 最大レバレッジ | 口座残高の増加によるレバレッジ制限 | 選択・変更できるレバレッジ |
エリート | 400倍 | なし | なし |
例外銘柄 | |||
200倍 | スイス/トルコリラ | トルコリラ/Hフォリント | トルコリラ/円 |
ポンド/トルコリラ | ユーロ/トルコリラ | – | |
50倍 | ユーロ/インドルピー | ユーロ/ロシアルーブル | 米ドル/インドルピー |
米ドル/チリペソ | 米ドル/露ルーブル | – | |
20倍 | ユーロ/オフショア人民元 | – | – |
ここは口座が一つしかないので非常に分かりやすい構成なのですが、口座残高による制限やレバレッジの変更は出来ません。
あえて特殊な方法でレバレッジ400倍以上で取引することは可能ですが、これは後述しておきます。
レバレッジ自体も他社と比べると400倍という低い仕様なので、あまり変動するメリットもないと言えるのでしょうね。
それではも少し詳しくiFOREXのレバレッジの特徴などを紹介していきたいと思います。
記事中にはステマ規制に伴い下記のように、バナー広告やテキストリンク広告やボタン広告が含まれています。あらかじめご了承ください。
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レバレッジの変更や口座残高制限以外の規制
iFOREXでは上記早見表でも紹介しましたように、口座残高が増えてもレバレッジ制限はかかりません。
そして400倍のレバレッジ変更も出来ないので、こちらからは特に何もすることはないのが特徴的と言えます。
FX銘柄に関して言えば単純にレバレッジが400倍から200倍へ半減します。例外通貨も同様に半減するので、上記早見表でチェックしておいてください。
取引休止期間の時間帯を調べて見ると、公式サイトに記載してある必要証拠金増額の時間帯は
- 取引休止前後15~90分の間
- 土曜日は日本時間03:00以降
となっています。FX銘柄は土曜の朝3:00から必要証拠金の増額が適用されます。
ただし「USD/RUB」「EUR/RUB」「USD/INR」「EUR/INR」だけ取引休止時間があるので、CFDのメンテナンス時間と共に下記記事を参考にレバレッジが制限される時間帯をチェックしておいてください。
今度はiFOREXのCFD銘柄のレバレッジを紹介しておきます。
レバレッジ変更の意味はないことを知っておこう
海外FXのハイレバレッジ取引は、ハイリスクではあるのですが取引枚数さえ抑えてしまえばそこまでハイリスクではありません。
分かりやすく取引枚数で事例を挙げて見ると
- 資金10万円で30lot(300万通貨)取引を行うと約3.3pipsでロスカット
- 10lot取引を行うと約10pipsでロスカット
- 1lot取引を行うと約100pipsでロスカット
- 0.1lot取引を行うと約1,000pipsでロスカット
と言う事になります。
上記の例を見てもらうとわかるように、取引においてレバレッジを変更している内容は書いていないことが分かります。
要するにレバレッジというのは、資金に対してより多くの取引枚数を増やすことが出来る仕様なので、自分自身が資金に対して取引枚数を抑えてしまえばレバレッジを抑える、もしくは変更する必要などはどこにもないのです。
上記例で分かりやすく言えば
この仕組みさえ知っておけば、後は自分自身の取引枚数を抑えることが出来るかどうかのレベルなので、そこは経験をもとにうまくコントロールできるように付き合っていくといいでしょう。
仮想通貨
iFOREXの仮想通貨のレバレッジは通常であれば10倍で取引が出来て、取引休止前後15~90分の間に2.5倍まで制限されます。
仮想通貨 | |||
---|---|---|---|
銘柄名 | 銘柄名 | レバレッジ | 取引休止期間前後 |
ビットコイン/円 | ビットコイン/ライトコイン | 10倍 | 2.5倍 |
ビットコイン/ユーロ | ビットコイン/イーサリアム | ||
イーサリアム/円 | ビットコイン/米ドル | ||
イーサリアム/ユーロ | ビットコインキャッシュ/米ドル | ||
ライトコイン/円 | イーサリアム/米ドル | ||
ライトコイン/ユーロ | ライトコイン/米ドル | ||
リップル/円 | リップル/米ドル | ||
リップル/ユーロ | モネロ/米ドル | ||
イオス/米ドル | ダッシュ/米ドル |
日本国内での仮想通貨のレバレッジ規制は4倍なので、通常取引であれば日本で取引するより2.5倍も高いレバレッジで取引出来ると言う事になります。
FX銘柄も日本の規制では25倍ですから、iFOREXと比べると16倍も差があります。
なので資金が少ないトレーダーはどうしても海外FXなどに流出してしまうのは、やむを得ない事情と言えますね。
インデックス
品揃えが多い株式指数(インデックス)でも下記のようにかなり銘柄ごとでレバレッジは異なります。
銘柄 | レバレッジ | 取引休止期間前後 | 銘柄 | レバレッジ | 取引休止期間前後 |
---|---|---|---|---|---|
日経225(円) | 200倍 | 66倍 | USDX | 200 | 66倍 |
日経225(ドル) | VIX | ||||
日本100 | シンガポール 25 | 100倍 | 50倍 | ||
米国30 | AUS200(オーストラリア200) | ||||
米国テック100 | スイス20 | ||||
米国500 | メキシコ30 | ||||
米国2000 | ブラジル60 | 50倍 | 25倍 | ||
EU STOXX 50(ユーロ50) | 中国A50 | ||||
ドイツ30 | サウジアラビア・タダウル全株指数 | ||||
スペイン35 | 韓国200 | ||||
FRA40(フランス40) | 台湾指数 | ||||
イタリア40 | ドバイ指数 | ||||
UK100(イギリス100) | ギリシャ20 | ||||
FANG+ | 中国SSE | 20倍 | 10倍 | ||
インド50 | 中国SZSE | ||||
HK50(香港50) | トルコ証券取引所イスタンブール100 | 25倍 | 12.5倍 |
倍率は200倍が主流ですが制限時間になると66倍まで一気に下がるので、このレバレッジ制限によるロスカットには気を付けましょうと言いたいのですが、
またiFOREXでは日本や海外での株式も取引可能なのですが、数が多いのでここでは割愛します。
これらのレバレッジの目安は5~20倍の中に各銘柄が混在しています。
取引休止期間前後の倍率は同じレバレッジが適用されているので、証拠金を気にすることなくトレード可能です。
商品や貴金属・エネルギー
今度は一気にゴールドやシルバーなどから、原油と商品のレバレッジをまとめて表で並べてみました。
銘柄 | レバレッジ | 取引休止期間前後 | 銘柄 | レバレッジ | 取引休止期間前後 |
---|---|---|---|---|---|
ゴールド/ドル | 200倍 | 100倍 | ブレント原油 | 100倍 | 10倍 |
ゴールド/グラムトルコリラ | SUGAR(砂糖) | 50倍 | |||
ゴールド/ユーロ | COFFE (コーヒー) | ||||
シルバー/ドル | COCOA (ココア) | ||||
プラチナ(白金)/ドル | 大豆 | ||||
銅/ドル | 100倍 | 50倍 | 天然ガス | 66倍 | 33倍 |
パラジウム/ドル | 50倍 | CORN(コーン) | 66倍 | 33倍 | |
ヒーティングオイル | 20倍 | COTTON (綿) | 50倍 | 25倍 | |
ガソリン | 20倍 | WHEAT(小麦) | 50倍 | 25倍 | |
WTI原油 | 10倍 | 上海原油 | 20倍 | 10倍 |
これらCFD銘柄もレバレッジの変更などは出来ないので、取引休止期間前後の証拠金の増額だけ気を付けて取引するといいでしょう。
内容を見て見るとレバレッジもかなりバラつきがあるので、覚えるにはちょっと難しいと言えますね。
レバレッジ400倍以上で取引する方法
iFOREXのレバレッジは最大400倍と他社と比べてもかなり低い仕様となっています。
参考記事
ではこのレバレッジ400倍取引では物足りないという人は、下記の方法で400倍以上で取引することは可能です。
海外FXのボーナスと言うものは基本は「取引枚数を増やすツール」です。
という意味ですからiFOREXが提供している100%入金ボーナスや50%入金ボーナスを活用すると現金に対しての証拠金を上げることが出来るのです。
例えば100%入金ボーナスは10万円の入金を行うと、ボーナス特典としてクレジットが10万円付与されます。
となるので、ボーナスが無い状態の10万円の資金と比べると、ボーナス分が増えることで倍の枚数で取引可能となります。
これによって資金10万円でレバレッジ400倍の取引を行う際に、仮に6lot(60万通貨)しか取引出来なかった銘柄が倍の12lotまで取引出来ると言う事です。
当然現金10万円でボーナスが5万円しかなかった場合は、1.5倍のレバレッジ600倍取引となるので現金とボーナス金額の割合に応じて、レバレッジ400倍以上の取引が出来ると言う事になります。
参考記事
この内容に不満があって、もっとハイレバレッジで取引したい人は下記海外FX会社がiFOREXよりはるかに高いレバレッジで取引可能です。
これら3社はiFOREXと比べても倍以上のレバレッジで取引可能ですが、最初に紹介したように取引枚数を増やせるだけなので、資金ギリギリでトレードするとスプレッドだけでロスカットされる可能性も十分あり得ます。
こういったハイレバレッジ取引の基本は
が基本ですから資金が10万円であれば1lot(10万通貨)が取引枚数の目安ということになります。
これくらいであれば、どの海外FX会社を利用してもレバレッジはあまり関係ないので、ボーナスやスプレッドなど別の要因で口座開設するかどうかを検討するといいでしょう。
まとめ
以上がiFOREXのレバレッジの特徴&変更方法と規制・口座残高制限を解説でした。
ちなみに最近の大きなイベントであった英国選挙やコロナウィルスでのレバレッジ規制などは、iFOREXでは無かったので、ここはあまりレバレッジを気にする海外FX業者ではないと言えます。
おさらいをしておくと
- 口座の残高が増減してもレバレッジ制限はなし
- FXやCFDのレバレッジは固定で変動はなし
- 取引休止期間前後にはレバレッジ制限がかかる
などなど。
その他の海外FX業者のボーナスをチェックしてみたい人は下記記事を参考にしてみてください。
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