TitanFXのスプレッド一覧&口座タイプの種類と特徴
TitanFX(タイタンエフエックス)は低スプレッドと約定力が優れている海外FX会社です。CFD取引にも低コストで取引できるでしょう。
そして最大の売りでもある取引制限がかなり緩く、両建てやスキャルピングトレーダーにとっては、使い勝手が良い部類の業者となります。
ここでは口座ごとのスプレッドや、口座タイプの特徴などを種類ごとに詳しく紹介していきたいと思います。
記事中にはステマ規制に伴い下記のように、バナー広告やテキストリンク広告やボタン広告が含まれています。あらかじめご了承ください。
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TitanFXの主要銘柄のスプレッド
ここでは実際に私が口座開設をして、取引ツールのMT4とMT5で銘柄の一覧表示で調べた、TitanFXの2つの口座のスプレッドをそれぞれ紹介していきます。
ここでの注意点は
- MT4でもMT5でも口座名が一緒なら同じスプレッド
- スタンダード口座は取引手数料は無料
- ゼロブレイド口座は、往復の取引手数料7ドルを0.7pipsで加算
という点です。1lotは10万通貨取引なのですが、0.1lot取引だと往復の取引手数料は0.7ドルに縮小されます。
取引手数料がかかる口座のほうがスプレッドは狭いと言う事を知っておくといいでしょう。
取引手数料を加算していないゼロブレイド口座のスプレッドは、下記スクリーンショットで確認してください。
TitanFX クロス円とドルストレート | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
銘柄名 | ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 | カナダドル円 | スイスフラン円 |
スタンダード口座 | 1.3pips | 1.5pips | 2.7pips | 1.7pips | 2.2pips | 2.1pips | 2.2pips |
ゼロブレイド口座 | 1.0pips | 1.1pips | 2.2pips | 1.4pips | 1.9pips | 1.7pips | 1.8pips |
銘柄名 | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | NZD/USD | USD/CAD | USD/CHF | |
スタンダード口座 | 1.2pips | 1.9pips | 1.5pips | 1.7pips | 1.6pips | 1.7pips | |
ゼロブレイド口座 | 1.0pips | 1.3pips | 1.1pips | 1.7pips | 1.3pips | 1.2pips |
と変動スプレッドなので毎回調べる事に値は変わりますが、公式サイトの平均値と私が調べた結果との誤差はそこまでない感じですね。
次はユーロクロスやポンドクロスなど
TitanFX クロス銘柄 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
ユーロクロス | EUR/GBP | EUR/AUD | EUR/NZD | EUR/CAD | EUR/CHF | |
スタンダード口座 | 1.6pips | 2.6pips | 3.6pips | 2.4pips | 1.8pips | |
ゼロブレイド口座 | 1.2pips | 1.4pips | 3.9pips | 1.9pips | 1.9pips | |
ポンドクロス他 | GBP/CHF | GBP/NZD | GBP/AUD | GBP/CAD | CAD/CHF | |
スタンダード口座 | 3.0pips | 4.9pips | 4.0pips | 3.9pips | 2.3pips | |
ゼロブレイド口座 | 2.9pips | 4.6pips | 3.6pips | 3.1pips | 1.9pips | |
豪ドルクロス他 | AUD/NZD | AUD/CHF | AUD/CAD | NZD/CAD | NZD/CHF | |
スタンダード口座 | 1.9pips | 2.2pips | 2.3pips | 3.2pips | 2.6pips | |
ゼロブレイド口座 | 1.9pips | 1.9pips | 2.1pips | 3.0pips | 2.5pips |
全体的にゼロブレイド口座で取引をすればスプレッドは狭いので、やはりスタンダード口座を選ぶ必要は無さそうですね。
下記はその調べた内容のスクリーンショットですから、嘘偽りのないことを確認できます。
実際のゼロブレイド口座29銘柄の一覧を画像で掲載しておきます。
スプレッドは狭いけどじゃあ取引手数料はどこが安いの?という質問に答えて数社の取引手数料を掲載しておきます。
- XM 手数料往復1.0pips
- AXIORY 手数料往復0.6pips
- Traderstrust 手数料往復0.6pips
- Tradeview 手数料往復0.5pips
と手数料に関しては一般的と言えます。
日本で人気のXM は入金ボーナスがあるとはいえ、ダントツに高い手数料となっていますから、XM を使うのは馬鹿馬鹿しいというレビューが多いのも頷けます。
その他の海外FX業者のスプレッドは下記で見比べることが可能です。
TitanFXは狭いコストだけで勝負している数少ない海外FX業者ですが、色々見ているとその口座タイプの特徴を知っていないせいか、口座の選び方を間違えている人も多くいます。
デモ口座をいれてもたった3種類の口座しかありませんから、下記で主な口座の特徴をまとめてみましたので、参考にしてください。
TitanFXの口座の特徴
TitanFXには、主に2種類の口座で取引を始めます。
「スタンダード」「ブレイド」口座の相違点と共通点を比べてみると
TitanFXの各口座の相違点 | ||
---|---|---|
口座の種類 | スタンダード口座 | ゼロブレイド口座 |
取引手数料 | 無料 | 往復7ドル |
注文方式 | NDD STP方式 | NDD ECN方式 |
とわずか二点しか口座の違いがないという珍しい海外FX業者です。
もちろんスプレッドの中身は口座で異なりますが、以下の仕様は全て共通となります。
TitanFXの各口座の共通点 | |
---|---|
最大レバレッジ | 500倍 |
ボーナス | なし |
スプレッド | 変動 |
最低入金金額 | 200ドル |
最大取引量 | 100lot(1lotは10万通貨) |
最低取引量 | 0.01lot(1,000通貨) |
マージンコール | 証拠金が90%を下回ると警告が表示 |
証拠金維持率 | 20%でポジションがロスカット |
口座の通貨 | 円 ドル ユーロ 豪ドル シンガポールドル |
両建て | 可能 |
スキャルピング | 可能 |
取引ツール | MT4 MT5 使い方の記事 → MT5/MT4アプリの使い方 |
銘柄の種類 | 57通貨 |
FXの取引時間 冬 | 月曜日 7:01 ~ 土曜日 6:59 |
FXの取引時間 夏 | 月曜日 6:01 ~ 土曜日 5:59 |
二つの口座はゼロカットシステムを採用しているため、口座残高がマイナスになっても追証は発生しません。
レバレッジは500倍と一般的な仕様ですが、口座残高が増えてもレバレッジを変更されることはありません。
口座の通貨が豪ドルやシンガポールドルが利用できる点は、他社にあまりない仕様ですが円口座に対応しているので、基本は円かドル建て口座を選びます。
ドル建て口座した場合のメリットやデメリットを知りたい人は、下記記事でまとめています。
TitanFXの口座選びのポイント
TitanFXにはデモ口座を入れると3種類の口座があります。
簡単に口座の選び方のポイントを挙げると
- デモ口座 主にFXの操作から注文方法、取引ツールの使い方などを覚える口座
- スタンダード口座 スプレッドはやや高めで取引手数料は無料だがあまり利用するメリットはなし
- ゼロブレイド口座 スプレッドが狭いが取引手数料が発生する口座で基本はこの口座
という解釈でそれぞれの口座を開設するといいと思います。
という記事を見かけますが、スタンダード口座を選ぶ理由は特にないので、ゼロブレイド口座一択で選ぶといいでしょう。
後は最近取引ツールにMT5が導入されたので、最新版が使いたい人がMT5口座を選びます。
下記ではMT4やMT5のスマホアプリの使い方を丁寧に紹介していますので、違いを知りたい人は読んでみてください。
スタンダード口座の特徴
TitanFXのスタンダード口座は200ドルからの入金金額が必要なので、お試しで使ってみたい人にはやや金額が大きい仕様と言えます。
100ドルからの入金にも対応しているのですが、入金手数料が1,500円かかるので、200ドル(約2万円)から入金するほうがおすすめです。
DMA STP注文方式とは、全ディーリングデスク(自社で注文すること)を介さずに、注文を行う方式です。
DMAとは高速約定で決済するため、顧客に不利益な注文を成立させにくい方式と言えます。
スタンダード口座は、コピートレードのズールトレードを利用する際には必須の条件なのですが、ズールトレードは現在日本の居住者にサービスを提供していないので、あまり意味がない条件となります。
スタンダード口座を開設するのに向いている人
- 取引手数料を払ったり計算するのが面倒な人
- ゼロブレイド口座とスプレッドを比較したい人
が該当します。
ゼロブレイド口座の特徴
TitanFXのゼロブレイド口座の主な特徴は、スタンダード口座と比べてコストパフォーマンスに優れている口座という解釈だけでいいと思います。
DMA ECN方式はDMA STP方式よりさらに透明性が高い注文方式で、複数の流動性プロバイダーと電子商取引を行っています。
取引制限も特にないので、自動売買トレーダーから裁量トレーダーまで様々なタイプの人が開設するのが、このゼロブレイド口座と言えます。
実際に私自身がこの口座でトレードをしてみたのですが、約定スピードはこの口座がNO1と言っても過言ではないぐらい他社とは違う印象を受けました。
ちなみに往復取引手数料は7ドルですが、これは1lot取引した場合に発生する手数料です。
ゼロブレイド口座を開設するのに向いている人
- コスト重視のトレーダー
- スキャルピングトレーダー
が該当します。
デモ口座の特徴
TitanFXにはデモ口座もあるので、本当にスプレッドが狭いのかどうかをデモ口座で確認してみるといいでしょう。
デモ口座に必要な入力情報は
- 名前
- 電話番号
- メールアドレス
- 居住国
を選択し「送信」ボタンをクリックするとメールに「Titan FX MT4(MT5)デモダウンロード」が送られてくるので、ダウンロードをしたら取引ツールの設定などを行います。
操作や設定などの不明点は日本語サポート対応なので、気軽に聞いてみるといいでしょう。
ただし有効期限は30日までですが、本口座を開設してサポートに連絡すれば無期限でデモ口座の利用は可能です。
他社と違い、デモ口座で賞金を狙えるキャンペーンなども実施していません。
参考記事
デモ口座を開設するのに向いている人
- 二つの口座のコストを調べたい人
- MT4やMT5の使い方が知りたい人
が該当します。
下記記事では取引ツールのインストールなどの手順を紹介していますので、デモ口座を開設した人はサーバーを「demo」に選択すると、ツールが使えるようになります。
その他の口座の特徴
TitanFXの口座に関するその他の特徴は
- 法人口座の開設は可能
- 満18歳以上であれば開設可能
- 口座維持費用は全くかからない
- 口座残高が増えてもレバレッジ制限はなし
- 追加口座は全部で6口座まで 7口座以降は口座残高の合計が6、000ドル以上あれば可能だがそこまでいる?
と口座の残高が増えてもレバレッジが500倍のままでいいという、制限が緩い海外FX業者と言えます。
取引の制限も緩く、こういった口座に関する制限も特に見受けられないのがTitanFXの強調できる大きな特徴と言えます。
ここからはスワップの恩恵が受けられる高金利通貨からCFDなどのスプレッドを紹介していきます。
高金利通貨のスプレッド
高金利通貨はスプレッドは広いですがスワップは魅力的なので、中長期トレーダーは金利狙いもありと言えます。
スワップポイントは日々変わるのですが、スワップポイントは公式ページには掲載されておらず、直接取引ツールで確認するしかありません。
その手順を下記で紹介しています。
スタンダード口座の高金利通貨8銘柄のスプレッド
ゼロブレイド口座の高金利通貨8銘柄
下記は公式サイトの公表値ですから、上記のリアルなpipsと比べてみてください。
高金利通貨 | スタンダード口座 | ゼロブレイド口座 |
---|---|---|
USD/RUB | 801pips | 800pips |
USD/MXN | 4.52pips | 3.52pips |
USD/ZAR | 36.69pips | 35.69pips |
USD/TRY | 11.57pips | 10.57pips |
EUR/TRY | 26.92pips | 25.92pips |
EUR/ZAR | 8.01pips | 7.01pips |
GBP/TRY | 27.43pips | 26.43pips |
ZAR/JPY | 1.44pips | 0.44pips |
ここの高金利通貨は、海外FX業者を数十社調べた中でもまずまずの品揃えで、抑えるべき高金利痛は抑えているという印象でしょうかね。
売りでも買いでも銘柄によってはかなりスワップは稼げるので、これらの高金利通貨でスワップ生活を目指しましょう!
ゴールドなどの貴金属とエネルギーのスプレッド
TitanFXでは、仮想通貨の取り扱いはありませんが、下記メタルや原油取引は可能です。
まずは貴金属とエネルギーのスプレッドを公式サイトの平均値から引っ張ってきました。
金銀クロスと原油 | |||
---|---|---|---|
銘柄 | 日本語表記 | スタンダード口座 | ゼロブレイド口座 |
XAU/USD | 金/ドル | 2.23pips | 2.11pips |
XAU/AUD | 金/豪ドル | 2.85pips | 2.63pips |
XAU/EUR | 金/ユーロ | 2.39pips | 2.27pips |
XAG/EUR | 銀/ユーロ | 2.73pips | 2.61pips |
XAG/USD | 銀/ドル | 2.13pips | 2.01pips |
XPD/USD | パラジウム/ドル | 30.12pips | 30.0pips |
XPT/USD | プラチナ/ドル | 30.12pips | 30.0pips |
XTI/USD | WTI原油 | 0.69pips | 0.57pips |
XBR/USD | ブレント原油 | 0.71pips | 0.59pips |
下記は私がMT4からスクリーンショットで張り付けたリアルなスプレッドです。
スタンダード口座の貴金属とエネルギーの9銘柄一覧
ゼロブレイド口座の貴金属とエネルギー
株式指数(インデックス)
今度はインデックスのスプレッドを公式サイトの平均値で表にまとめてみました。
インデックス | |||
---|---|---|---|
銘柄 | 日本語&説明 | スタンダード口座 | ゼロブレイド口座 |
JPN225 | 日経225 | 0.92pips | 0.8pips |
NAS100 | USTech100 | 0.32pips | 0.2pips |
US30 | US Wall Street30 | 0.42pips | 0.3pips |
US500 | US SPX500 | 0.16pips | 0.04pips |
GER30 | ドイツ30 | 0.22pips | 0.1pips |
UK100 | イギリス100 | 0.22pips | 0.1pips |
AUS200 | S&P/ASX200 | 0.22pips | 0.1pips |
EUSTX50 | ユーロ STOXX 50 | 0.32pips | 0.2pips |
FRA40 | CAC40指数 | 0.22pips | 0.1pips |
上記の銘柄を見るとやや取り扱い量は少ない印象を受け、話題の原油を触るか様子見かにも結構悩むでしょうしね。
こちらもリアルなスプレッドをMT4から画像で貼り付けてみました。
スタンダード口座の株式指数のスプレッド9銘柄一覧
ゼロブレイド口座の株式指数の9銘柄一覧
調査した感想
24時間のスプレッドを大体見てきた結果、他社と比べると早朝や週末時は広がりにくい結果となりました。
またスタンダード口座の存在意義がないので、いつか実施される?ボーナス専用の口座で置いてある印象を受けました。
それでもクロス円のスプレッドは取引手数料を含めて1.0pips下回る銘柄はほとんどなかったので、日本のFX会社で長年取引している人には、割高と感じるでしょう。
それでも値幅が大きいユーロクロスは、日本のFX会社より狭かったのでこれらの銘柄でメインに取引している人には、おすすめの海外FX会社と言えます。
週末クローズ時と早朝時の拡大調査
今度は週末クローズ時や早朝時には広がりやすいスプレッドを調べてみました。
単純に広がり具合を見るため、ゼロブレイド口座は取引手数料往復7ドルを含めずに表記しています。
早朝より週末のほうがスプレッドは拡大しているのですが、他社に比べるとそこまでの拡大ではないというのが率直な感想です。
他社の早朝・週末時の広がり具合を見てみたい人は、下記記事でまとめています。
経済指標発表時の変動幅を調査
ここでは経済指標発表時のTitanFXの広がり具合を、ゼロブレイド口座で調査してみました。
指標発表30秒前の9銘柄のスプレッド
指標発表直前9銘柄
指標発表直後9銘柄
結果を見ると経済指標発表時には、そこまでスプレッドの拡大は見受けられませんでした。
経済指標対象の豪ドル銘柄を見ても、同じ地域のNZドルのほうが広がっています。
基本的にNZドルクロスは、どこの海外FX業者もスプレッドは広いのも特徴的なのです。
ただしこれはTitanFXに限らず、海外FX業者全体に見られる傾向なので、ハイレバレッジ取引で多くの枚数を保持している人は、経済指標時にスプレッドの広がりでロスカットされる可能性は低いということですね。
日常の広がり具合を調査
今度は変動スプレッドというものがどれくらい動くのか、原則固定スプレッドに慣れている日本のFXトレーダーにとって気になる値動きを調べてみました。
ここでは主要銘柄9種類の広がりを、日本時間12:30頃に1分間で3回のスクリーンショットを貼り付けて調査しました。
1回目のスタンダード口座の9銘柄の調査スプレッド
2回目
3回目
1回目のゼロブレイド口座の9銘柄の調査スプレッド
2回目
3回目
調査結果を見るとポンド/米ドルだけ0.3pips動いただけで、その他銘柄は安定した動きで終わりました。
どちらにしても約定する値はずれやすいのが海外FXの特徴なので、この値動きに慣れていくしかないと言えます。
まとめ
以上がTitanFXのスプレッド一覧&口座タイプの種類と特徴でした。
おさらいをしておくと
- 主要銘柄のスプレッドは狭い部類に入る
- 早朝や週末時はスプレッドの広がりが大きい
- 口座の種類は2種類だけ
- スタンダード口座を選ぶメリットはなし
- 取引手数料は標準レベル
と言った内容となります。
仮想通貨もなくその他の銘柄数が少ないのでFXメインの業者になるでしょう。
ただし取引制限もなくレバレッジ制限もなくコストパフォーマンスに優れているTitanFXですから、他社で変な制限のしがらみを受けた人にはおすすめの海外FX業者と言えるでしょう。
以前は口座開設は非常に簡単だったのですが、最近は本人確認書類の提出が必須など手間も増えてきました。
下記でがはその手順を詳しく紹介していますので、興味がある人は口座開設を手順に従って実践してみてください。
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