コピートレードが利用できる海外FX業者と始め方
コピートレードとは簡単に言えば他人のトレード手法をコピーしてお金を稼ぐ方法で、気になるコスト面ではスプレッドだけでなく、トレーダーに手数料などを払う必要があります。
ただし裁量トレード(自己判断トレード)と比べてもFX取引でチャートをにらめっこすることもなく、精神的ストレスもないため、なかなかFXで勝てないトレーダーにはおすすすめの手法と言えます。
資金が少ない人はコピートレードでお金を増やして裁量トレードに切り替えることも可能なので、FX取引で負けてお金が無くなった人なども始めてみるといいでしょう。
もちろん預けっぱなしではどこかで負けてしまうので、適切な出金を行わないと痛い目に合うと言えるでしょう。
記事中にはステマ規制に伴い下記のように、バナー広告やテキストリンク広告やボタン広告が含まれています。あらかじめご了承ください。
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コピートレードが利用できる海外FX業者
日本ではコピートレードの規制が厳しく採用しているFX業者は見かけませんが、海外FX業者では数多く存在します。
その例をあげておくと
自社でコピートレードが可能な業者は
他社と連携が必要(指定業者がある)な海外FX業者
- AnzoCapital Myfxbook Autotradeと連携
- TitanFX ズールトレードと連携
と利用できる業者は限られています。連携とは他業者と提携してコピートレードを行うので、別業者を登録しないといけないという手間が発生します。
コピートレードと自動売買の違いは、前者は他人のトレードをコピーして売買するだけなので簡単ですが、自動売買は設定を自分で行う必要があります。
もちろん簡単に設定できる国内業者も数多くあるため、難易度が高いとまではいいませんが、コピートレードと比べるとある程度設定の勉強をしないといけません。
ちなみにコピートレードの手数料は各社バラバラで、スプレッドだけのところもあれば利益の3割前後かかる業者もあります。
コピートレードに向いている人
コピートレードに向いている人は
- 損切や利確が上手く出来ない(資金管理ができない)
- 感情のコントロールが出来ない
- 全然FX取引で勝てない
- ゆっくりFXで稼ぎたい
- 投資にかける時間が無い
などが挙げられます。
またFX取引の興味はあるけど、時間がない主婦やサラリーマンなどにも向いていると言えます。
投資はお金が無くなるというストレスが、色々なことをほったらかしにして、パソコンやスマホに張り付かせてしまうという悪循環を生み出すものです。
この悪循環サイクルに陥ってしまう人が、こういったコピートレードに向いていると言えるでしょう。
メリット
上記でも上げましたが、コピートレードのメリットは
- チャートとにらめっこしなくてよい
- 勝率の高いトレーダーを選べる
- 勝率が下がったら違うトレーダーの手法をコピーできる
- 設定が簡単
- FXトレードのストレスが少ない
- 金額が高い自動売買ソフトなどを買わなくてもよい
この勝率の高いトレーダーを自分で選べる点と、勝率が悪くなったらいつでも違うトレーダーに変更出来る点は、かなりのメリットと言えます。
その点コピートレードは設定をやり直す必要もなく、ただトレーダーを変更するだけなので、作業的にもかなり楽と言えます。
デメリット
コピートレードのデメリットは
- 裁量取引よりコストが高い
- 100%勝てるわけではない
- 勝ち続けると枚数を増やして失敗する
- 海外FXでしか今のところ利用できない
- 他人任せなので、ほったらかしにしてしまう
- 毎日取引しているわけでなく、トレーダー任せなので取引の楽しみはない
資金が増えると人間の欲望はキリが無いですから、どうしても枚数を増やしてしまいがちです。
結果高かった勝率が一回で資金を失ってしまい、結局最初の資金に戻ってしまう事もありますから、取引枚数に関してはくれぐれも慎重に増やしていきましょう。
コピートレードを始めるのに準備するもの
とりあえず数ある海外FX業者でHFM(HotForex)のコピートレードを実際に始めてみます。
コピートレードを始めるにあたって用意するものは
- トレードする資金
- コピートレードが利用できる海外FX業者
- 専用口座の開設
です。
HFM(HotForex)の通常の口座開設は下記を参照に行ってみてください。
個人的にも下記画像を見てわかるようにHFM(HotForex)で300万円以上出金していますから、出金拒否などトラブルもない優良業者ですが、ドル建て口座での取引となるのが注意点ぐらいです。
ドル建て口座にすると入金した時点のドル円のレートを覚えておいて、出金時に円高であれば為替差益分損をしますが円安であれば得をするという考えです。
上記はドル建てなので、1万ドルずつ出金している履歴となります。
HFM(HotForex)のコピートレードの始め方の手順
まずはHFM(HotForex)にログインし、ダッシュボード左下を見てみましょう。
HFコピーというメニューの中に「MYフォロワー口座開設」という項目をクリックします。
ちなみにその上段の「MYストラテジー・プロバイダー口座開設」というのは、独自の取引手法を公開して「フォロワー」にコピーしてもらい、手数料がもらえるおいしい制度です。
フォロワー口座開設をクリックすると、下記画面が表示されます。主にフォロワー口座の説明が書いています。
簡単に内容を抜粋すると
- いつでもフォローを終了できて、資金も取り出せる
- ロスカットの設定と資金配分を自分で決めることができる
- コピートレード中にいつでも自分で決済できる
など、かなり自由度が高いコピートレードと言えます。
上記の説明を読んだ後「新規フォロワー口座開設」ボタンをクリックします。
すると適正テスト項目が表示されるので、それぞれ任意で答えていきましょう。
2回目の申し込みだと下記画面に切り替わります。
それぞれの項目を選んだら「回答提出」ボタンをクリックします。
この場合はもう一度上記に戻って、テストを受けなおします。
テストなので回答例は見せられませんが、合格すると下記メッセージが表示されます。
そしてここで「HFCopy口座開設」ボタンをクリックします。
するとHFCopy口座の詳細が出てきます。一部を抜粋すると
- 初回最低入金金額は100ドルからで追加は最低50ドルから
- レバレッジは400倍固定
- ロスカットは20%(マージンコールは50%)
- 基本通貨はUSDなのでドル建て口座となります。
レバレッジは400倍と高めですが、トレーダーの取引枚数に左右されるのでそこまで気にすることはないでしょう。
そして利用規約条件を読んでチェックボックスにチェックを入れて「口座開設」ボタンをクリックします。
すると上記のように英語でIDやパスワードが発行されますが、自分で決済しない人は利用することはありません。
登録したメールに「HFcopyフォロワー口座開設」をいう件名で、日本語訳の内容が送られてくるので、そこで詳細をチェックしておきましょう。
ちなみに下記のような内容が英語表記されていますが、上記にも書きましたように、相手トレーダーの取引中に自分で決済しない人は使う予定はありません。
- 口座番号
- トレーダーのパスワード
- 電話パスワード
- インベスターパスワード
- サーバー: HFMarketsSV-Live Server 4
- レバレッジ: 1:400
設定方法は下記で行えます。
次はコピートレーダーの手法を探してみます。
ちなみにストテラジーと書くと分かりにくいので、ここではコピートレーダーと書いています。
上記「フォローするストテラジーを見つける」をクリックして、どんなコピートレーダーがいるかチェックしていきます。
ストテラジーを探す
「フォローするストテラジーを見つける」をクリックすると、下記のようにコピートレーダーの一覧が表示されます。
これまでに上げた利益率やフォロワー数、安定スコアなどが表示されているのでお好きなコピートレーダーを選んでみましょう。
気になったコピートレーダーの「プロフィール表示」をクリックすると、下記のデータが閲覧可能です。
- 利益率 高いほうが良い
- 最大ドローダウン 低いほうが良い
- フォロワー数 数が多いほうが良い
- 成功時に支払われる手数料の% 少ないほうが良い
- 安定性スコア 数字が少ないほうが良い
最大ドローダウンとは、過去の損失した際の最も成績が悪かった時の割合ですから、%が低いほうが優れたコピートレーダーであることがわかります。
安定性スコアとは、個々の戦略プロバイダーと他のすべてのアクティブな戦略プロバイダーの間で、特定のパフォーマンス要素を比較することによって決定されます。
そして下段へ進んでいくと、そのコピートレーダーの毎年の月ごとの成績が表示されます。
さらに下段へ進むと、そのコピートレーダーの取引データを見ることができます。
英語表示なので、Google Chrome(アプリ)などから見れば、日本語翻訳機能で日本語表示できます。
収益性や平均利益の金額、平均損失額、Average Lot Sizeをここで確認しておきましょう。
ちなみにHFM(HotForex)には800人以上のコピートレーダーがいるので、成績が良くてフォロワー数が多く上位表示されているコピートレーダーを選ぶのが無難です。
フォローする手順と初期設定
気に入ったトレーダーが見つかったら、実際にコピートレードを始めて見ましょう。
上記右横の「フォロー」ボタンをクリックすると下記画面が表示されます。
英語訳なので日本語で書いておくと
- Choose Follower Account: フォロワーアカウントを選択(すでに番号が入っています。)
- Amount (USD) to be added under Strategy: 投資する金額を入力します。
- Choose Volume Allocation:ボリューム割り当て 資金の何%を取引に割り当てるかを選ぶので100%を選びます。
- Choose Rescue Level: 救助レベルを選択 ロスカットする割合を選びます。
- Copy minimum volume 0.01: 最小ボリューム0.01をコピーします(YESにすること)
例えば500ドルの資金をコピートレードで利用する場合で例を書いてみましょう。
- 2は500ドルなので「500」を入力します。
- 3は500ドルの資金をいくらトレードに割り振るかを決めますから100%が普通です。
- 4はロスカットする割合なので20~100%で選びます。50%~80%ぐらいでいいと思います。
- 5は3の設定時に条件を満たさない場合でも最低0.01lot取引するかどうかの設定です。
これではわかりにくいので、実際にサポートに聞いてみましたがそれでも分かりにくいと思います。
自分の口座が3番のボリューム配分率を80%と選択した場合、コピー率は(400 ÷ 1200x80)÷100=0.26となります。
コピートレーダーが0.15lotの取引を行うと、自分のコピートレード口座は0.03lot (0.15 × 0.26 = 0.039 = 0.03)の取引をコピーするということです。
0.039の小数第三位の9は切り捨てです。
注意点として自分の選んだコピートレーダーが、0.03ロットの取引を行った際には、自分のコピートレード口座で行われる取引枚数は
その場合はせっかくコピートレードを任せたのに、取引が成立しないことになります。
これでは意味がない為、上記「5番」の設定をYESにすることで、0.01を下回った場合でも「0.01lotのコピートレードが成立」するということにになります。
それぞれの項目を選択して「フォローする」をクリックすると、フォローしたコピートレーダーのコピートレードが時間をおいて始まります。
残高が数日たっても変化していない場合は、その選んだトレーダーが取引をしていないことを表しますので、その場合また別のトレーダーを探すといいでしょう。
とりあえず約400ドルの資金で始めたので、コピートレードの結果などは下記で紹介していきたいと思います。
基本的にコピートレードは、3人ぐらいのトレーダーを選んで同一の金額を入金して、勝率を見てトレーダーを都度変更していくやり方が効果的です。
例
- 3人のトレーダーを選ぶ
- 1万円(100ドル)づつ投資する 合計3万円
- 勝率を見て資金を回す
といった形です。これなら全てのトレーダーで負ける確率は低いですから、勝率の高い3人のトレーダーを選んで実践していきましょう。
一応実践した結果が出たので、まだ取引は1回だけですが結果を掲載しておきます。
1,000通貨取引なので利益は少ないですが、脅威の成績を残していることが見えてきました。
ちなみに自己資金はおよそ4万円くらいですから、しばらく放置して様子を見ていきたいと思います。
設定をやり直す方法
そしてコピートレードで利益を出せることが分かったので、資金を取り出して再設定する方法も紹介しておきます。
設定をやり直す項目がなかったので、一度資金を全額取り出してまた設定していく方法となります。
まずはHFM(HotForex)にログインしてダッシュボード右下の「マイ・フォロワー口座」をクリックします。
すると現在フォローしているフォロワーの一覧が表示されますので、再設定するフォロワーの「資金取り出し」をクリックします。
すると下記画面が表示されるので、1項目だけ入力していきます。
タイプ(種別): Unfollowを選択して「資金取り出し」ボタンをクリックすると、下記英語メッセージが表示されます。
翻訳すると「オープントレードの閉鎖と戦略のフォロー解除を続行しますか?」
という意味なので「Proceed」(続行)をクリックすれば、下記の成功メッセージが表示されます。
「You have successfully unfollowed the Strategy: Q-Robot. Your remaining funds have been transferred to your myWallet. 」
ただしこのときに利益の何%か手数料が引かれます。
私が選んだトレーダーは30%の手数料だったので、取引した結果は約7ドルの利益だったので、約2ドル手数料が引かれてmyWalletに資金が移動されます。
取られた手数料の確認方法は下記の「選択」→「ファイナンス」をクリックします。
すると下記のように入出金の履歴が表示されます。
上記のように残高が増えていると思います。また最初に戻って「ストテラジーを探す」から始めてみましょう。
ちなみに資金の一部を出金して同じトレーダーでFX取引を続ける場合は
上記の金額のところに取り出す金額をドルで入力して、その他の設定は最初に行った%を選択して「資金取出」をクリックするだけです。
まとめとその他の業者の始め方
以上がコピートレードが利用できる海外FX業者と始め方の実践例でした。
おさらいをしておくと
- コピートレードならFX取引のストレスが緩和される
- トレーダーは一人より複数選ぶほうがリスク管理が可能
- 手数料は割高
などなど。FXは精神的に疲れる取引ですから、余剰資金がある人はコピートレードで丸投げして、効果的な金融取引を満喫していきましょう。
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