Exnessのスキャルピング&両建ての特徴やその他取引の禁止事項
話題の海外FX業者Exnessではスキャルピングと両建て取引は、どちらも取引に制限なく利用可能というかなり緩い仕様です。
自動売買(EA)の利用も出来て、取引ツールもMT4とMT5どちらも利用出来ますが、MT5だとレバレッジは2,000倍までしか利用出来ません。
MT4だと最初は2,000倍ですが条件を満たせば無制限で利用できますので、少額トレーダーでもそれなりの枚数で「勝負スキャルピング」は可能です。
最近iPhoneでMT4/MT5アプリがどの業者も利用できなくなりましたが、ここは専用アプリがあるので、このアプリでスキャルピング&両建ては可能です。
詳細は下記でまとめています。


そしてポジションの最大枚数は無制限と、他社を圧倒する保有枚数を誇りますので、小さい企業でないこともわかります。
この最大保有枚数というのは、海外FXを見ていくと小さい企業ほどlot数は低く設定されています。

また海外FX業者というのは大きな企業ほど、約定力は不評な業者が多くここも残念ながら該当します。
最近になってようやく多少改善されましたが、まだ欠点は多少残っている点などを下記で紹介しています。






そしてこれらの特徴をもう少し詳しく知る為に、サポートに色々と質問をぶつけてみましたので下記を参考にトレードしてみてください。
記事中にはステマ規制に伴い下記のように、バナー広告やテキストリンク広告やボタン広告が含まれています。あらかじめご了承ください。
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スキャルピング向け口座の特徴
Exnessではスキャルピングに関して基本的に制限はありません。
となると数が多い口座の中でどの口座でスキャルピングをするかどうかですが、それぞれの口座のコストを調べた結果、取引手数料無料でコストが低いプロ口座で取引をするといいでしょう。

TOPページにExnessだけでなく他社の取引履歴や出金履歴も掲載していますので、興味があれば読んでみてください。
下記はトレード履歴です。

口コミなどを見ると約定に関してはあまりいい内容が無かったのですが、こういう記事を書いていたらExnessからアンケートが届いて、意見を書いたら改善されたようです。
これまでは早朝や経済指標前後では全く約定が通らない事がしばしばあったのですが、改善後は20lot(200万通貨)までなら注文が通るようになりました。
ただし21lot以上の注文は弾かれるので、これ以上注文したいトレーダーは2回注文する必要があるということです。


このように約定が弱いということはおそらくSTP方式に近い注文方式を採用しているのでしょうから、スキャルトレーダーにはやや不向きな海外FX業者と言えます。
ただコスパ的には日本のFXのFX会社同様に、取引手数料無料を採用しているので、そのプロ口座のコストをストップレベルとともに紹介しておきます。
EXNESS | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
銘柄名 | ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 | カナダドル円 |
コスト | 0.6pips | 1.2pips | 1.3pips | 0.8pips | 1.8pips | 1.5pips |
ストップレベル | 4.4pips | 7.0pips | 12.0pips | 8.0pips | 20.0pips | 12.0pips |
銘柄名 | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | NZD/USD | USD/CAD | USD/CHF |
コスト | 0.7pips | 0.9pips | 0.9pips | 1.3pips | 1.5pips | 0.9pips |
ストップレベル | 3.4pips | 5.0pips | 6.0pips | 8.0pips | 5.0pips | 3.0pips |
上記は固定ではなく変動タイプとなる点が日本のFXとは異なる点です。
スタンダード口座のコストも一緒に比較したい人は、下記記事で詳しく紹介しています。
見ての通り取引手数料が無料にも関わらず、かなり低コストで取引が出来るのですが、残念ながらストップレベルの広さがかなりあります。

このストップロスというものは、単純に買いや売りのポジションを保持した際の、指値や逆指値で設定できる最低ラインの値を指します。
NZドル円を仮に70円で売った場合、上記のストップロスを見ると20pipsもあるので70.20銭か69.80銭でないと指値や逆指値の注文が出来ないということになるのです。

またEA(自動売買)でのスキャルピングも可能なので、レバレッジ無制限か2,000倍メインで多枚数スキャルピング取引が可能ということになります。
取引ツールもMT5とMT4両方あるので、これまでにEAで各設定を行ってきたトレーダーでも簡単に始めやすいと言う事です。
後はEAを利用した場合、別口座での運用の際に気を付けたいことは両建て取引の内容となるので、今度は両建ての特徴を紹介していきます。
両建ての特徴
Exnessでは両建て取引でも制限はありません。

もちろん他者で両建て取引が別口座で禁止されている海外FX会社で両建ては出来ないので、その点は勘違いしないでおくといいでしょう。
下記が両建て取引で他社の口座を利用した場合のサポートの回答です。

という返答なので、2社で両建て取引を考えている人はExnessを選択肢の一つとして入れるといいでしょう。
Exnessはボーナス特典が無い海外FX業者なので、ボーナスだけで両建て取引を行うことは出来ません。
スワップを狙った両建て取引も取引自体は可能ですが、マイナススワップのほうが大きい設定のためリスクなしでスワップを稼ぐことは出来ない仕様となっています。
この手法が利用できるのはGEMFOREXだけなので、興味がある人は下記記事で利息狙いをチャレンジしてみてください。
ちなみに公式サイトのサポートでは、「完全ヘッジ(両建て)」と「部分ヘッジ」についても記載されています。
単純に5lotごとの売り買いの両建てを「完全ヘッジ」といい、5lotの売りと3lotの買いポジションをとることを「部分ヘッジ」という表現で記載しているだけです。
ここには両建てポジションをとった際の証拠金の事も書いていて、スタンダードセント、スタンダード、プロ、ロースプレッド、ゼロのアカウントでは、ヘッジ注文の証拠金は0円となっています。

ただし重ねた取引をおこなって、ロスカットされた場合は当然ながら両建て取引のポジションもロスカットされて消滅するので注意しておきましょう。

またゼロカットシステムを採用しているので、資金がマイナスになっても追証はありませんが、ロスカットが0%なのでロスカットとゼロカットが等しい海外FX会社でもあるのです。
一応スワップポイントも下記で調べていますので、興味がある人はスワップで稼げる金額もチェックしてみてください。
取引禁止事項
Exnessを色々と調べて見るとあまりにも制限が緩い海外FX会社だったので、他社と同じように以下の取引が可能かどうかの質問をサポートに聞いて見ました。
- ゼロカット方式を多用した取引
- 窓開けを狙ってマーケットクローズ前に大きな取引量を発注する取引
- 取引インフラの弱点を利用し利益をあげる取引方法
- 裁定取引・アービトラージ取引
- 接続遅延・レートエラーを利用した取引
- 他業者間のレート表示差を利用した取引
と結構突っ込んだ内容をサポートにぶつけてみました。
サポートの回答


ということで、ゼロカットやアービトラージまでの取引は可能ですが、意図的に取引インフラの弱点を狙った取引などは措置がある可能性があるということです。


ちなみに取引禁止事項が記されたページがどこに記載してあるかをサポートに聞いて見ると

という返答でしたから、上記の私が質問した内容をベースに取引を考えてみてください。
多彩な銘柄数
ExnessはFXだけでなくCFDや仮想通貨までかなりの品揃えを誇っています。
なのでFXに限らず仮想通貨やCFDでスキャルピングも可能です。
ただし入金ボーナスなどの特典もなく最低10万円から入金しないと利用が出来ないので、少額トレーダーのスキャルピングトレーダーには不向きの業者と言えます。
- FX 128銘柄
- エネルギー・貴金属CFD 13銘柄
- 株式関連 44銘柄(指数含む)
- 仮想通貨 7銘柄


ですからここのレバレッジを活かせれば、様々な銘柄でチャンスを活かした取引が出来る仕様と言えます。
スキャルピングトレーダーにはあまり縁がないのですが、ちなみにロスカットは0%なので、資金ギリギリまで塩漬けトレードに耐えることは可能です。
後はCFDや仮想通貨では21lot以上の注文は通るみたいなので、私はFXしか取引していませんが一応頭に入れておいてください。
最後に海外FXで最もスキャルピングトレードに向いている業者はどこか?と聞かれると下記2社だと思います。
当然のことながらコスパと約定スピードはここよりかなりハイレベルなので、ご存知でないようなら上記2社でスキャルピングトレードをするといいでしょう。


まとめ
以上がExnessのスキャルピング&両建ての特徴やその他取引の禁止事項でした。
私自身がここを一番利用しているトレーダーの一人だと思うので、ここが一番おすすめには違いありません。
当然欠点も多く見受けられますが、一度ここを利用すると他社での利用は難しいと言えるスペックを誇っています。
おさらいをしておくと
- スキャルピング取引は制限なく利用可能
- ストップレベルの幅が広いので、指値や逆指値活用には要注意
- 両建て取引も複数口座での運用も可能
- アービトラージも可能
- スワップを狙った両建て取引は稼げない
など。全体的に制限もゆるく利用しやすい海外FX会社なので、後は日本での利用者の爆発を待って利用するか、下記評判をチェックして利用を考えてみてください。
一度日本市場から撤退しているので、その時の口コミなども調べています。
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Posted by FXメイト
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