初心者の為の先物取引の特徴を解説!取引に失敗しないリスク管理が重要

投資の学習
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「先物取引」という言葉を聞くだけで「難しい」というイメージを抱いてしまう方も多いのではないでしょうか。もともと先物取引はプロ向けの商品でした。しかし、近年では個人投資家の方でも先物を取引の中に組み込む方が増えてきています。

ここではこれから先物を始めてみようと考えている人のために、簡単に先物とはどういうものか、特徴を書いてみましたので参考にしてみてください。

先物とは

チャートと人
先物取引とは、「特定の商品」を「現在の価格」で「将来売買する」取引です。

これだけでは初心者に分かりにくいので、いくつか項目で説明をしていきますので、ポイントと特徴を掴んでみてください。

  • 先物の仕組みの理解
  • 証拠金とレバレッジ
  • 追証とは
  • 先物取引の種類
  • 日経平均先物

先物の仕組みの理解

分かりやすいように身近な「ガソリン」に例えてみましょう。

あなたはガソリンの仲介業者です。現在のガソリンの価格が1リットル110円の時に、1,000リットル3ヶ月後に必要なので販売業者に購入の
契約をしました。

この時に支払った金額は110,000円です。3ヶ月後、ガソリンの価格は120円になっていました。そして、あなたのお客様がやってきてガソリンを1,000リットル買って行きました。あなたが受け取った売却代金は120,000円です。

この例では、あなたは1万円の利益を出したことになりますが、先物取引はこれと全く同じ仕組みです。例えば「日経平均先物」という日経平均を取引する先物取引で考えてみると、日経平均が現在15,000円だったとします。

これから日経平均が上昇すると考えられる場合には日経平均先物を買えば、将来利益を出せます。また、先物取引では「空売り」と呼ばれる「売り」から始める取引も可能です。

これは先物の買いの時、実際は「将来、商品を買います」という約束をしているというイメージを持ってもらえれば分かりやすくなります。

日経平均先物を売るということであれば「将来、商品を売ります」という約束をしているということなので、決められた日が来れば、市場では実際に買主へと商品が渡され、もし資金が余れば利益になります。

証拠金とレバレッジ

スプーンと電卓
通常の株式の取引では、「受け渡し金額が100万円」と決まっていれば現金が100万円必要ですが、先物取引では「レバレッジ」という仕組みを利用できるため、100万円の現金を用意する必要がありません。

先物取引では資金に数倍~数十倍のレバレッジをかけることができるため、少ない証拠金で取引ができます。レバレッジというのは、「5万円」という現金を「証拠金」として預けることで、100万円の取引が可能になるということで、例えば取引の結果、3万円利益が出たら利益の3万円だけを受け取ります。

また、反対に損失が出た場合には証拠金から引かれ、損失が証拠金の一定割合を超える強制的に損切りされたり、次項で説明する「追証」が必要になります。レバレッジ(必要証拠金)の倍率は証券会社によって違うので、証券会社選びの際には注意して確認しましょう。

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追証とは

ATM
先物取引では「証拠金」という仕組みを利用しているため、取引をしても実際にお金と商品を交換しているわけではなく、「担保として一時的に預けている」という状態になっています。

ですから、保有している商品の価値が変動して損失が出た場合には追加でお金を預けなければなりません。これが追証(追加証拠金)です。反対にいえば、損失が発生しても、追証を支払える限りは強制決済にはならないため、価格の変動によっては損失の発生を防ぐことができます。

しかし、損失があまりにも大きくなりすぎるのを防ぐため、含み損があまりにも大きくなりすぎる前に、損切りも検討するようにしたほうが良いでしょう。

先物取引の種類

GOLD
先物取引には「商品先物」「金融先物」があります。「商品」とは、原油、金や銀などの貴金属、小豆などの穀物があります。

「金融」は日経平均などの株価指数や債券などを取引するものがあります。金融先物取引で個人投資家に取引される一般的な商品は日経平均先物ですが、ラージやミニという言葉をよく見かけると思います。

「ラージ」というのは日経平均先物の通常の取引のことです。日経平均の1,000倍の金額から取引ができ、日経平均株価が1万円だとすると、1,000万円から取引ができるということです。

対して日経平均先物のミニ(日経225mini)は日経平均が1万円だとすると、100万円から取引ができます。つまり、通常の取引(ラージ)の10分の1から取引することができます。

日経平均先物について

チャート
先物取引の中でも個人投資家の方に最も親しまれている日経平均先物について解説します。

日経平均先物は日経平均株価を対象とした先物取引です。

価格は日経平均に連動する形で動きますが、当然「先物」なので、個人投資家や機関投資家の先の予測によって日経平均から上下する形で変動します。個別株の取引とは違い、「日経平均先物」という一つの投資対象しかないため、損益を決めるのは「どのタイミングで売買を行うのか」ということになります。

また、日経平均に連動しているため、個別銘柄の影響は受けにくいですが、ソフトバンクやファーストリテイリングなどの「値がさ株」と呼ばれる株価の大きい銘柄の変動には影響を受けやすくなるのも特徴です。

また、日経平均などの指数の特徴として「トレンド」がわかりやすくなるため、将来の予測が個別銘柄よりもしやすいという利点もあります。

個別銘柄のように2倍3倍というのは難しいですが、レバレッジと「空売り」をうまく活用しながら売買することで、少ない資金で利益を上げることや上昇局面、下落局面のどちらでも利益を出すことが可能です。

まとめ

以上が初心者の為の先物取引の特徴を解説!取引に失敗しないリスク管理が重要でした。

先物にかかわらず投資においてリスク管理は最重要項目です。これができない人が破産したり失敗するわけですから、デモトレードなどでまずは損切りの練習から始めるようにしていきましょう。

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