日経平均先物取引を始める初心者向けの特徴とメリットデメリットを解説

金融商品の特徴
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先物取引とは対象の将来の値動きを予想し、売買によって利益を出すというものです。日経平均先物は、先物取引の中でも株価指数を対象とした先物取引に分類されますが、その中でも最もメジャーな商品と言えます。

ここでは、これから日経平均先物取引を始める初心者にその特徴を詳しく紹介していきますので、予備知識として参考にしてみてください。

日経平均先物の特徴

そもそも、通常株式を買う時には、「これから値段の上がる銘柄」を探すと思います。対して、日経平均先物を売買する際には、「これから日経平均が上がるのか、下がるのか」ということを予測し、買い、もしくは、売りのポジションを持つのです。

この点が通常の株式売買とは大きく違う点の一つで、株式を選ぼうと思えば1000を超える上場銘柄の中から値上がりするもの、かつ、倒産などのリスクの少ないものを探すと思います。

しかし、個々の銘柄に対して買材料、売材料によって大きく値動きすることもあるため、相場全体の景気が良く、ほとんどの銘柄が上昇していても、自分が保有している銘柄だけ下がってしまうということもあります。

対して、日経平均先物の売買では、売買の対象は「日経平均」しかありませんから、まさに「相場が良くなるのか、悪くなるのか」とういことと、「今の自分がいる場所から上がるのか、下がるのか」という2つの要素だけで売買をすることになります。

従って「銘柄選び」という点では失敗することはありません。また、日経平均先物取引では、空売りもできるため、これから相場が悪くなるという時でも、利益を追求することができます。

日経平均先物のメリット

日経平均先物取引のメリットはいくつかあります。

まず一つ目は、上記でも解説したように銘柄選びの必要がないということです。見通しさえ正しければ、投資するタイミングにもよりますが、利益が出るものとなっています。

二つ目に、これも上記で解説しましたが、空売りができることが挙げられます。

株式相場において、下落時というのは大きく動くことが多いという統計もありますから、上手に下落局面を捉えることができれば、大きな利益につなげることができます。

三つ目は、レバレッジをかけられるということです。通常の株式売買であれば、元本以上の投資をすることはできませんが、先物取引の場合は、証拠金という仕組みをとっているため、元々の資金に対して最大で20倍近くの金額の取引をすることができます。

例えば、この仕組みを利用して自己資金の10倍の金額の取引をして利益が出た場合には、その利益も10倍になるため、少ない資本でも大きく利益を出すことが可能です。

日経平均先物のデメリット

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日経平均先物の取引にはデメリットもあります。それは、レバレッジをかけて取引をしているため、損失発生時には元本がほとんどなくなってしまう可能性があるということです。

通常の株式を購入した場合、会社が倒産でもしない限りは元本が丸々無くなってしまうことは少ないため、株価が下がっても持ち続けていればいつかは戻るかもしれません。

しかし、レバレッジをかけて取引をしている場合には、利益も損失もレバレッジ分だけ倍になっているため、損失の額が証拠金を上回ってしまうことがあります。

この場合には、損失が一定に達すると追証というものが求められ、支払なければ多額の損失が発生してしまいます。大きく利益を出せる分、リスクの高い取引だということを認識して、しっかりとロスカットを行っていくことが大切です。

また、日経平均のような指数の特徴として、トレンドに入るとしばらくは一定方向に動いていく可能性が高いという性質があります。

ロスカットをするタイミングを逃してしまうとずるずると損失が増えていき、資金がパンクしてしまうということにもなりかねないため、現物株以上にリスク管理をしっかりとしなければなりません。

日経平均先物のミニとは

通常の日経平均先物は「ラージ」とも呼ばれ、取引をするためには最低でも70万円程度は証拠金として差し入れる必要があります。ですが、なかなかそれだけの金額を投資に回せない方もおられると思います。

そこで、日経平均先物にはミニという種類の商品があります。ミニ日経平均先物では、通常の10分の1の取引単位で取引することができるため、証拠金も通常の10分の1、つまり、7万円前後から取引をすることが可能です。

金額を少なく始められれば、それだけリスクも減ることになりますので、初めてみたいけどなかなか手が出せない、という方にもおすすめです。

日経平均先物の買い方

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日経平均先物を購入したい場合には、まず最初に日経平均先物を取り扱っている証券会社に口座を解説しなければなりません。

ただし、どの種類の口座でも良いわけではなく、「先物・オプション取引口座」というように、専用の口座を開くところがほとんどのため、先物取引をすることができる口座を開く必要があります。

先物取引にも、現物株式と同じように手数料がかかりますので、なるべく手数料の安い証券会社を選ぶと利益を出しやすくなるでしょう。

また、取引の際のツールの使いやすさなども会社によって違いますので、これらを比較してみることもお勧めです。下記で手数料で比べた記事を書いていますので興味があれば参考にしてみてください。

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まとめ

以上が日経平均先物取引を始める初心者向けの特徴とメリットデメリットを解説でした。

後は日経平均が主に左右される最も重要な要因を挙げておくと

  • ドル円の円高円安
  • ダウ平均株価

この二つが重要ポイントです。ここの値動きに逆らわない方法でトレードすれば、日経平均先物の動きもある程度読めてくるでしょう。

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